企業というか、会社というか、業界というか、経済活動を見ていて思う。
起業したからには、その業界で成功するためあらゆる手段を尽くす。
勿論、それでも成功する会社は一握り。
最近は失われた20年が終息し、デフレ脱却、景気が少しは良くなるとの期待。
消費税も上げてしまったし、後戻りできない状況。
そんな中、退場していった企業、そして危うい状況の会社も・・・・・・。
一時は時代を謳歌した会社も、その成功モデルから脱却できていないと足枷に・・・・・・。
家電業界はまさに淘汰の時代。
TVはブラウン管だと執着して薄型に出遅れたり、
アナログからデジタルへの儲けの仕組みの変化をつかめなかったり、
ガラケーはNOKIAがその三日天下を見せつけてくれた。
もう日本製であるアドバンテージなどまったくない。
一度大きな成功をつかむと、その成功の仕組みにとらわれてしまう。
これはどの企業もかかる病気。
これからは、たとえ大きな会社でも、一つの成功が終わると会社も終わるかも。
何か、ベンチャー企業と変わらなくなってきた。
ただその規模が大きいだけで。