監督: ポール・グリーングラス
脚本: ビリー・レイ
主演: トム・ハンクス、バーカッド・アブディ
公開: 2013年
実際に起きた事件を基にした脚本。
主人公のフィリップス船長がステファン・タルティさんと書いた自伝を基に。
だから、自動小銃を持った4人の海賊が乗船し、20人の船員が丸腰で命の危機にあったことが事実。
少しダイ・ハードに似ているところもあるが、それはフィクションとノン・フィクション、危機感が違い過ぎる。
同じ雇われ船長とはいえ、暫く前に起こった韓国旅客船沈没の船長と、フィリップ船長は違い過ぎる。
本当のことは分からないが、自身の命が風前のともし火になったのは一度や二度ではあるまい。
20名の船員を救うことが最優先。 突き動かしたものは何か。
フィリップ船長は2009年4月に家族のもとへ帰ることができ、2010年7月から海上勤務へ戻った。
私の評価は☆☆☆☆☆
自伝の「キャプテンの責務」を文字通り全うした船長に敬意をこめて。
