みなさんはお金をどの様に管理していますか?
複数の口座をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、それぞれの口座には何のためのお金を入れておくか明確になっているでしょうか?
実は口座を使い分ける事は、お金を貯める上でとても効果的です。
なぜ効果的なのか?
そのメリットについて説明します。
1.使う用途(口座)毎にお金の管理が出来ます。
2.見える化によって無駄遣いを減らせます。
ポイントはお金の用途毎に口座を分けるです。
1つの口座に色々な用途のお金がまとまって入っていたら、少し無駄遣いがあっても分かりにくいですよね?
もしかしたら、外食が多くて出費が増えて生活費はマイナスだけど、口座の残高はまだある…でも実は色々な支払いを済ませて残高を確認したら、固定資産税の支払い分が不足していて、慌てて別の口座からお金を引き出した…なんて事もあるかもしれません
これでは管理された状態とは程遠いです
では実際にどの様に口座を分ければよいのでしょうか。
お勧めの分け方は下記1〜3です。
1.短期的なお金を入れておく口座
例えば生活費に充てるお金などです。
2.中期的なお金を入れておく口座
老後資金や教育資金などです。
3.長期的なお金を入れておく口座
当分使う予定の無いお金。
余裕資金なら長期で資産運用を検討しても○
次に、3つに分けた口座にそれぞれ意味づけをしましょう。
1つ目の口座
短期的なお金を入れておく口座
これに意味づけをすると…「使う口座」です。
生活費と、少しの予備費を入れておきましょう。
(出費が、かさむ月もあるでしょうから、予備費で調整しましょう)
お金の出し入れがいつでも出来る様に、銀行の普通預金などが良いでしょう。
2つ目の口座
中期的なお金を入れておく口座
これに意味づけをすると…「貯める口座」です。
5年以内に使う予定の少しまとまった金額、病気やケガ、失業など、いざという時の備えのお金を入れておきましょう。
この場合も、お金の出し入れがいつでも出来る様に、銀行の普通預金などで良いでしょう。
3つ目の口座
長期的なお金を入れておく口座
これに意味づけをすると…「増やす口座」です
老後資金や教育資金といった、10年以上先に使う予定のお金、又は使う予定の無いお金(余裕資金)などを入れておきます。
いつでも引き出せる状態では無くても良いので、普通預金よりは定期預金や積み立て定期といった少し金利が高く、比較的長めに預け入れておける方法で管理する方が良いでしょう。
当面使う予定のないお金ですから、つみたてNISAやiDeCoなどで運用を検討してもよいでしょう。ただし余裕資金の範囲内で。
くれぐれも、老後資金が無くなってしまったといった事態には陥らないで下さい。
今回のお話は、お金を管理する。
その手段として使う用途別(目的別)に口座を分けてみるという事を伝えたかったので、お金と口座という前提で書きましたが、資産はお金だけではないですし、お金の預入先も銀行口座だけではありません。
例えば教育資金なら、定期預金ではなく、学資保険を利用する人もいるでしょう。
でも考え方としては、今回紹介した様な考え方で自分のお金やその他の資産を自分なりにしっかりと把握しましょう。
今日も投稿を読んでいただきありがとうございました![]()

