人生の後半で大きな難関となる親の介護。
これは、多くの人が直面する問題です。


今までお世話になった親ですから、しっかりと恩返しをしたいのですが、子育てなどと違い「いつまで介護が続くのか分からない」という理由から結構精神力が削られますえーん


また、おひとりさまに多いのが、単身だからという理由から仕事を辞めて親と同居して面倒を見るというケース「介護離職」です。


ここでしっかりとお伝えしておきますね。
介護離職は絶対にNGです。


親を見送った後に再び職を探しても、年収はダウンしてしまうでしょう。
男性でも年収が平均4割程ダウンするというデータもあります。


介護中は親の年金で生活して、目の前の介護に追われていると、気が回りませんが後々に自分が困窮することになってしまいます。


でも…いざ介護が始まってしまったら慌ててしまいますよね。


だからこそ、介護が始まる前にしっかりと心の準備をしておきましょう。


親の介護が必要になった時は、会社の人事や総務に相談して、法的に保護されている制度、「介護休暇制度」や「介護休業制度」をフル活用して下さい。


日本の法的制度は他国と比べても手厚く心強いのですが、困った時に自動的に助けてはくれません。制度が有るという事をを知らなければ利用できません。
困っている人が、申請をすることによって始めて手厚い恩恵を受けることが出来るのです。


介護サービスも上手に利用して下さい。

<介護サービス>
高齢者や障害者など、介護を必要とする人で、要介護認定を受けると利用できるサービスの事です。
一言でいうと、介護保険に基づいたサービスの総称です。

主なサービスの一例
・訪問介護
・訪問入浴介護
・通所介護
・短期入所療養介護
・福祉用具のレンタル
・住宅改修費支給
など、他にも色々とありますので、興味のある方は調べてみて下さいウインク

介護は本人にとっても、家族にとっても大きな負担となります。


冒頭でも述べましたが、今までお世話になった親に恩返しが出来る最後の機会かもしれません。しかし、その負担は余りにも大きく、精神がすり減ってしまい、そんな気持ちを持つ余裕も無くなってしまうかもしれません。


また、本テーマである介護離職はNGについてですが、親孝行の気持ちで穏やかに親を見送った後に、厳しい現実が待っているというのも、なんだかやるせない気持ちになります。


そうならない為にもやはり、法で保護されている制度や介護サービスをフル活用しましょう。


介護サービスを受ける

 

介護サービスを利用するには、ただ介護施設に申し込めば利用できるという訳ではありません。



手順としてはまずケアマネージャーや地域包括支援センターに相談します。(病院などからその様に指示されるケースが多いです)



(介護認定を受ける様に病院からの指示)

  ↓

地域包括支援センターに申請

  ↓

認定調査  (調査員が自宅や施設に訪問)

  ↓

介護認定

  ↓

介護サービス利用開始



要介護認定が下りると、様々な介護サービスを利用できる様になります。



要介護認定で要支援1〜2、及び要介護1〜5と判定された要介護者には担当のケアマネージャーがつきます。



<ケアマネージャーとは>

利用者の立場に立って、必要な介護サービスを利用できる様に、総合的な支援を行います。



介護サービスを利用するには、ケアプランが無いと利用できないのですが、ケアプラン作成もケアマネージャーの仕事の要です。(家族がケアプランを作成する事も可能です。



介護の制度もサービスも種類が多く、紹介しきれませんが、それだけ多くの備えがあるという事を知っていただき、是非それらを有効に活用していただき、皆さんの介護生活の一助になれば、今回の投稿で紹介をした私も嬉しいです爆笑



今日も投稿を読んでいただきありがとうございましたウインク

 


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今週の食べた美味い物ニコニコ
寒い時は味噌ラーメン🎵
残ったスープは雑炊に出来ます。
仕事仲間と帰りに食べました。