毎週日曜にやってたNHK『ハーバード白熱教室』が最終回だったわ~しょぼんあせる


もう、あのステキなサンデル教授を見られないのねぇ~しょぼん


※『ハーバード白熱教室』について書いた前回の記事




最終回は、同性結婚、妊娠中絶の是非を論じつつ、政治社会学の観点から『JUSTICE正義』について考えるモノだったわ。



同性結婚の是非、それを政府が承認する是非について、活発な意見が出てたわね。



例えば、


☆様々な宗教を信仰する者がいる以上、国が特定の宗教(カトリックの結婚=生殖による同性結婚の非)の考え方を押し付けてはならない


☆どんな結婚も認めるべき(個人の選択の自由の権利を尊重)


☆どんな結婚も認めるべきではない=法律は、善を問われる(道徳的、宗教的な側面を持つ)問題について、承認、肯定などをすべきではないから、政府は、この役割から撤退すべきだ

などなど。



面白いでそ!?



政府の承認する結婚の条件を異性同士というモノから同性同士まで範囲を広げるべきと訴えたマサチューセッツ州の裁判例もあげられたわ。



そこでも、個人が選択する権利を重視されなければならないとか、道徳上、中立であるべき政府は、国の機能としての結婚制度を廃止すべきと語る人もあったわけ。


でも、原告は、承認制度の廃止を求めたワケぢゃなく、結婚に関わる三者(当事者の二者と承認機関っある政府)の形で、同性結婚があるべきと思ってたワケね。


そんな、裁判官の様々な意見も、学生達のディスカッションで出たたのと同じような内容だったわ。


サスガ、ハーバード生!!




宗教上、「結婚の目的は受胎」と信じる人はいるけど、不妊カップルも死を目前にした人も結婚できるのだから、結婚の目的は受胎ではないと言えるでそ?


受胎能力は結婚の記載項目ではないし、条件でもないわ。

産めない、産まない、死の直前って人もいるだろうしね。



道徳的、宗教的側面が非一致のまま、各自の信念を脇に置き、政治的観念を尊重する事は可能か?

活発な意見が出てたわね。




そして、政治社会学『JUSTICE正義』講義のエンディングへしょぼん


道徳的、宗教的な信念に個人差がある以上、それらに配慮し、深く学び、他者を理解する事は、必要不可欠。


この講義で、答えのない社会の『善』問題を論じてきたのは、実は、その答えを我々が生きているから。


公共的・私的な立場で生きているから、答えのない善を論議し続ける必要があると。


善は、常に変化し続ける道徳的な観念と、昔から変わらずに存在するカントやソクラテス達による基本原理を行き来して考え続ける必要があると。


ま、うまく言えないが(言えたらハーバード行けるわ、ワシにひひ)、そんな話!!<違うか~ニコニコ



そして、サンデル教授と永遠のお別れか!?と思ってたら、


な~んと!!


8月に、来日して『JUSTICE』の特別講義してくれて、その模様が放映されるのよ~ん!!



7月に受講者募集始まるけど、サンデル教授と『正義』『善』について議論したい!!って方、ぜひぜひ参加して~ドキドキ