以前、高齢ドライバーの事故はギアの認識ミスも一因？と書きましたが、今度はブレーキを踏み損なう経験をしました。
「ブレーキって踏み損なうの？」と思われた方、それは、あなたのペダル操作が適切で、爪先が良く上がっているからかも知れません。
実は、路地で右折直後に自転車が道路を横切ったので、咄嗟にアクセルからブレーキに移そうとしたんですが、爪先がブレーキペダルの側面に引っ掛かってしまったんです。
幸い、ブレーキが踏めていないと認識し、改めて踏み直したので事なきを得ましたが、僅かな遅れは否めませんし、もし固まって足を突っ張っていたら急発進です。
で、チョット調べてみたら、ブレーキペダルの高さは調整できそうです。でも、それで引っ掛からなくなるとは限らず、低くし過ぎると、ストローク不足や床付きで強く踏み込めなかったりするので、素人調整は非常に危険。
そもそも、ペダル形状の違いや段差は、クラッチ・ブレーキ・アクセルの踏み間違い防止が起源との情報も。我が愛車も、ブレーキがアクセルより4cmほど手前にあり、ペダル操作感が微妙に違います。
確かに、MT車はブレーキを跨ぐ操作が多く、足の上下が習慣化し易いです。でも、足を上げると「かかと」が不安定になり易いので、2ペダルのAT車では、「かかと」を支点に爪先の上下で踏み替えるのが正しい操作の様です。
そして、支点の位置はブレーキ側。支点がアクセル寄りにあり、前後もブレーキの最適位置より奥にあると、必然的に爪先をかなり上げないとブレーキに移せず、段差に引っ掛かり易くなりそうです。今後、運転時に意識してみようと思います。
いずれにしても、咄嗟の際は爪先の上下で踏み替えないと間に合いません。爪先が充分に上がらなくなったら身体的に免許返納？、と思って始めた、血行改善にも効果的な爪先の上げ下げ。日々のストレッチ項目が増え過ぎて大変ですが、些細な経験でも回数増加は事故確率に直結するので、真剣に取り組まなければ。