下記(↓)は、片側2車線の左側走行中、右折車が目の前に見えて急ブレーキを踏んだ時の映像です(一部に「ぼかし」を入れています)。
 

 

良く見ると、右折車は直前にパッシングしています。恐らく、前方が詰まっているセンター寄りの車の善意のパッシングに、右折車が応答した可能性が濃厚です。

でも、前方が詰まっていない私に、交差点で一時停止する選択肢はありません。もし、右折車が善意に焦り急発進していたら、私の急ブレーキが間に合わず、事故になっていたかも知れません。

対向車に進路を譲るパッシング自体、様々な議論がありますが、少なくとも片側2車線以上では絶対にやめて欲しいです。

急ブレーキが間に合ったのは、左側も渋滞ぎみで徐行していたからでもあります。片側1車線で対向車線渋滞時の横断歩行者だけでなく、片側2車線以上で隣接車線渋滞時も徐行は必須ですね。

そして良く見ると、先頭に続いて2台目が躊躇する様子を見せずに右折しています。これって、2019年の大津市での園児死傷事故を連想しませんか?。

例えば、パッシングで譲るのは1台だけのケースは少なくありません。先行車に続く漫然な右折は、1台目しか譲るつもりのない直進車との衝突を引き起こしかねません

自分なりに注意しているつもりですが、改めて教訓に加え直したいと思う事例でした。