昨年暮れ、通話専用インターホンの電池がすぐ切れるので電圧を調べたら、未だ限りなく1.5Vに近い。築うん十年の我が家と同い年のインターホン、さすがにICが劣化かと買い換えました、TVドアホンに。
これで、我が家の玄関のカメラは2台。実は、近所が次々にTVドアホンに交換していた数年前、交換取り付けは面倒と、モニター付きドアカメラを増設していたんです。
カメラをドアとドア枠の隙間に挟むだけの、後付けが困難なマンションでも設置が簡単なタイプ。ドア上部から見下ろすので視野が広く、インターホンはそのままで、連動すればTVドアホンの様に使えます。
でも今までは、「あると便利」を超えるシーンはありませんでした。
ところが先日、TVドアホンに出ると“お届け物です”(“宅急便”とは言ってなかったと記憶)。でも、声の主の映像は映っていません。咄嗟にドアカメラを見ると、服装は宅配員には見えず、腕でTVドアホンを覆っている様子が見えました。
偽の“お届け物”を疑った私は、ドアカメラのスピーカー越しに、“送り主は誰ですか?”と聞き返しました。そしたら、声のする方角を見上げ、ドア上部のカメラに気付いたのか、何も告げずに立ち去って行きました。
以来、「迷惑電話は留守電」だけだった我が家の鉄則に、「迷惑訪問はダブルカメラ」が仲間入り。でも、今回が見破り易かっただけかも知れません。他のケースにも対応できる様に、事例収集は怠れませんね。