世帯構成を教えて下さい。これは、「国勢調査のお願い」投函の数日後、訪ねて来た国勢調査員らしき身なりの人物が、開口一番に放った一言。
えっ?、もしかして総務省も注意を促している国勢調査詐欺?、アポ電ならぬ闇名簿作りの下見?、などが脳裏に浮かんだ。
思わず睨み付けながら目的を問うと、自治体の指示とのこと。えっ!、国勢調査票の回答で分かる情報を何故?、詐欺などに注意喚起すべき立場の自治体が何故?、…。
もちろん教えるつもりはないので押し問答、「指示した所員の連絡先」を要求してやっと矛を収め、実は調査票の枚数に関係ない性別も求められ、他の方からも苦情を受けたと明かしてくれた、そりゃ当然だよね!。
で、これで終わりと思いきや続きがあり、手渡し?、郵送?、Web?、と提出方法を聞かれた。Web回答してみて支障があれば郵送と伝えたが、相変わらずしつこい。
二度手間を避けたいのでWeb回答は10/1以降の予定で、官製Webは融通が利かない傾向があるので試してみなければ分からず、融通が利かなかったら郵送の予定であるなど、これまた融通が利かない調査員に納得してもらうまで延々と伝える羽目に。
そして後日、Webで入力を終えて送信直前で固まった。10/1を過ぎたので変更はないのに、パスワードを要求されたのだ。使い廻さない様に時間も気も遣ってきたパスワード、使い捨てだけのために強いられる同じ苦労にウンザリし、送信放棄して郵送しました。
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