今回のワードは【いじめ】です。
☆トピック
Ⅰ法律・根拠
Ⅱいじめとは
Ⅲ現状
Ⅳいじめる心理
Ⅴ指導ポイント
Ⅰ法律・根拠
S22学校教育法§35
H22文部科学省「生徒指導提要」
H25「いじめ防止対策推進法」
R1文部科学省「平成30年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」(概要)
各自治体のいじめ防止基本方針
文部科学省「学校におけるいじめ問題に関する基本的認識と取組のポイント」
Ⅱいじめとは
いじめについては、いじめ防止対策推進法§2において定義されています。
「いじめ」とは、「児童生徒に対して、当該児童生徒が在籍する学校に在籍してい る等当該児童生徒と一定の人的関係のある他の児童生徒が行う心理的又は物理的な 影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものも含む。)であって、当該 行為の対象となった児童生徒が心身の苦痛を感じているもの。」とする。
ポイントは「インターネッ」トと「心理的」です。いじめといえば靴に画鋲などがドラマでよく出てきますが、現在子どももインターネットに気軽に触れられる時代、インターネット上でのいじめが増加傾向にあり、この文言が加えられました。また、実際は暴力等の物理的なものより、ひやかしや仲間外れ等の心理的なものが全体の約6割と多いことがわかっています(「平成30年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」)。
Ⅲ現状
現在、いじめの認知件数は全体で増加傾向にあり、特に小学校で急増傾向にあります。暴力行為についても、小学校段階で急増傾向にあります(「平成30年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」)。
認知している学校は、小中学校で全体の約85%、高校で約52%、特別支援学校で約43%です。
Ⅳいじめる心理(生徒指導提要)
①心理的ストレス
②集団内の異質なものへの嫌悪
③ねたみや嫉妬感情
④遊び感覚やふざけ意識
⑤いじめの被害者となることへの回避感情
いじめは加害者も別な面で被害者となっており、それを回避して自分の心を守るためにおこなっていることもあるそうです。だからといって、いじめは犯罪行為(いじめ防止対策推進法§4)であり、許されるものはありません。
Ⅴ指導ポイント
児童・生徒の生活面は生徒指導を行っていくことでいじめの防止や対処を行っていきますが、それ以外にも指導として特別の教科道徳、特別活動があります。
道徳科は道徳教育の中心として、善悪の判断やモラルを学ばせます。
特別活動は、集団で生きるために必要な技能等を学ばせます。
それ以外にも文部科学省から「学校におけるいじめ問題に関する基本的認識と取組のポイント」が出されていますので、そちらで指導について確認できます。