『トレッキング日記86、7/23
薩摩古道(山之口登口)、素敵なトレイルとの出会いでした』
リフレッシュ休暇3日目は都城市へ向かいました。
当初の目的は、アオバズクの営巣で有名な場所を訪れる事でしたが、最後に素晴らしいトレイルに出会いました。
まずは、スノーピーク都城キャンプフィールドに行ってみました
関之尾公園の駐車場到着。
以前の売店が素敵なスノーピークカフェに変わってました
滝を見に行きます
遊歩道を下って行きます
吊り橋を渡ります
吊り橋の正面に日本100名滝の関之尾の滝が大迫力で見られます
さらに進むと甌穴群
そして、その奥にはスノーピークが手がける宮崎県初の直営キャンプフィールドがあります
中の撮影許可は撮ってないので外観だけ。
スノーピークのキャンプギアやお土産など色々なものが販売されてました
レストランもあります
宿泊施設や少し離れた所には広大なオートキャンプ場もあります
関之尾公園全体をスノーピークが出資したのか、いろいろと綺麗にリニューアルされてました
さて、このフィールドを出てから今日の目的のアオバズクを見に行きました。
もう巣立って居ない?よく出る時間帯も知らずとりあえず、どんな所か見に行ってみました
絵馬もアオバズクになってます
「営巣場所のウロ」はわかりましたが、今回はアオ様には出会えませんでした。
しかし、色々な情報を仕入れることが出来て満足。
次の場所へ向かいます。
こうも暑いと少しでも涼しい所を!!と思い、ネットで調べてみると、古大内川という雰囲気のいい川があったのでドボン出来るかもと思って行ってみました
これが大正解!
素敵なトレイルの出会いに繋がりました
まずは、立派な石積みの水路橋が現れました。
明治37年頃から集水工事が始まり、当時はこの橋の上を水が流れていたようです
淡島神社
薩摩古道入口??
これは行くしかない!!
いい感じの山道に入って行きます
古道を外れて左手に突然現れたのはレンガのトンネル
恐る恐る中に入って向こう側に抜けましたが、その後の山道は荒れていた為、引き返しました。
通常この手の隧道には入り口に何かしらの名前が書いてるのですが両側共に何もなし。
これが生活の為の道なのか、水路として使われてたのか謎です。
引き返して、薩摩古道を進んでみます。
水路の後がわかります。
古道っぽい
えっ??なに??またトンネル!?
うわぁーー!テンション上がります
その前に、手前の谷に入水
先ほど通って来た道は石積みの橋になってました
これも古い建造物ですよねかっこいい!!
さてさて、お楽しみのトンネル!!
中央は水路になってます。なので車が通れるようにしてるのかな??
全くわかりません
進んでみます
トンネルを抜けると、トンネル内を流れていた水がここから来てたのがわかりました
時間の都合で散策はここまで!!
何気にネット検索した渓谷に、なんと素晴らしい古道があるとは夢にも思ってませんでした
あとで調べて分かったのですが、薩摩古道は室町時代に生活道路として整備され、江戸時代には鹿児島藩の参勤交代に使われたと伝わっているそうですが、『古今山之口記録』や『名勝志御糺方ニ付取調帳』などの記録類にこの古道についての記述は見られないそうです。
薩摩古道自体は室町時代からあるようですが、このレンガのトンネルを含めて水路の整備は明治時代からのようです。
レンガ作りのトンネルの詳細がわかりませんが、遥か昔の古道と近代のトンネル(まぁそれでも古い)の融合が素晴らしいトレイルでした。
しかも、これはまだまだ古道のほんの一部のようです。
いつか薩摩古道を完歩してみたいと思います
(帰りは青井岳駅から電車で戻って来れるらしい)
長くなりましたが、見てくださってありがとうございました