ピアノを弾く

君の背中と

君のはじかれた手


眺めていると

男らしさも感じられない。


音楽にぼっとうして

真面目に譜面を見つめる君は

どこか女々しい。


だけどそれは

思い込みであり

ただの

見た目なのかもしれない。


深い深い

闇の中に

もう声は届かないけど

せめて君にうたう

ピアノ歌。