体重がどんどん
少しずつだけど減ってゆく。
手が届かなかったものが
手にはいってゆくみたいに
体が軽くなり、元の自分に戻る。
風邪をひいた。
それでもあたしは彼のことなんか気にしないし、
気にならない。
いつもおなじペース。
いつもおなじ胸の中。
周期もどんどん決まり
あなたとの思い出も増えてゆく。
不安なんかじゃないよ。
そう気づいたら、爪をかむ癖もいつのまにか治っていた。
私の才能は
指先からのもの。
むかしから、すべてそうだったと
確信できる。
あなたは、あたしの最大の安定剤。