悲しい事件。
ワタクシたちにとって平穏な日常でも、誰かにとっては極限状態となりうる。
普通の生活をしているだけで、誰にも「助けて」と言えないほどに追い詰められてしまう人もいるんだ、と。
でも、そんな想像力を誰もが常に持ち続けるのは難しい。
ライフリンクの清水さんのNPOの調査では、自殺にいたる要因で一番多いものは「うつ病」だが、平均で4つの危機要因を持っていると。
家族不和、負債、身体疾患、生活苦、人間関係、職場の変化、失業・事業不振、過労など。
負債→生活苦→家族不和などの流れで複合的に危機を抱えて、自殺に至ってしまうことが多いようだ。
清水さんは自殺の地域ごとの特性や傾向をあぶり出し、自治体へ情報提供を行い、対策の手助けとする活動をしている。
これは、自殺のケースだが、他の悲惨な事件にもあてはめることができるのでは。
「うつ病」や「精神科通院歴」を悪者にしてもなにも変わらない。
「最近そういう事件多いよね」と印象で語るだけで終わらせないことが再発の防止になる。
とにかく、身近な人が最悪な危機要因を抱えることの無いように。
愛する人を失わないために。
小さな「助けて」に耳をすまそうと思う。