
STUDYUNIONでは様々な社会実験に取り組んできました。地域通貨という、お金を自分達で創って流通させよう!という運動が全国的に流行った時、これに先駆けてさっそく取り組んだものでした。
今から14年前の2000年。その頃は、世界でいえば500前後はできていたといわれますし、日本各地で実にたくさんの地域通貨が雨後のタケノコのように創られていました。STUDYUNIONでもこれに取り組み、キョートレッツという組織ができました。研究会が一回、そして数回の準備会の段階で議論は紛糾。僕自身は別の個人債権方式を考案したのですが、結局LETS方式というカナダ発祥の手法でやり始めることに。
名目上は150人前後の会員を集めました。しかし思ったような成果はだせないまま、この社会実験は、実質3年ほどで終了。地域通貨の失敗の典型例となりました。
失敗した理由は、はっきりしています。必要性がなくなったから、といえば分かりやすいのでしょう。日本円で動く経済に対抗して、「別の経済システムを構築すべきだ」と倫理的にがんばっても維持できなかった、ということです。
かの詐欺事件<円天事件>や最近話題となった<ビットコイン>の危機等から、地域通貨やネットワーク通貨には、なんだかダークな偏見までできてしまった気もしますが、本当は、まだまださまざまなメリットが残されています。
ということで、過去の失敗に懲りずに、SUでは資本主義からの脱出実験に今後も挑戦します。
キョートレッツHP(活動は停止しています)
http://www.geocities.jp/kyotolets/
