6月4日京都 行政学研究会論争点メモ | 誰でもやれる革命

6月4日京都 行政学研究会論争点メモ

今回の第4回行政学研究会は、テーマは教育行政。
参加者は5名でエネ研と同じ。15:15~18:45と時間延長して開催。
発表者は市会議員の山口さんだったのですが、議論は荒れました。

個人的には、研究会ですから、このくらいは議論が活発にならないといけない
思っていますので、ご参加の皆様、今後もどうか驚かれないよう。

1いじめ、2ゆとり教育、3コミュニティースクールと話題があったのですが、
話題に入るまでの教育行政観の部分で意見が対立。結局1時間程度延長して、
いじめの部分だけをなんとか消化して終了しました。
当然、次回へ持ち越しとなります。
山口議員には、論点豊かな発表をしていただきまして感謝しています。
次回も宜しくお願いします。

議論点とその整理を4点だけ行います。

1文科省不要論
「文部科学省は、その存在意義となっているのは教科書検定であり、
 かつこれが教育における地方自治を奪っている。しかがって文科省
 を廃止することは教育上望ましい方向である。100年以上前から
 旧態依然としているこの制度はそうそうに改革されるべきである」
「文科省は、明治期においていちはやく教育の機会平等を達成した
 功労者である。教育の機会均等は、形式的な側面でなく、実質的な
 側面があり、全国内容的に最低限の教育を享受できるというのは、
 時代を先取りした発想であったし、これは維持すべきである」
          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ほか

2教育の多様化と機会均等
 教育の機会均等を維持することと教育の多様化が両立できるものか
 それとも、多様化をメインに推進していくべきなのかが議論された。

3都道府県や市町村の教育委員会の存在意義
 国(文科省)と学校(校長)をあわせて、四重構造になっている
 現在の教育行政のありかたを見直すべき。
 その方向性として、現場に集中させ、教育委員会は廃止する方向
 か、現状で十分に対応できているのにわざわざ廃止する必要はあ
 るのか、という意見などで議論。

4いじめの原因はクラス制にあるためこれを廃止すべき
「いじめは共同体の同調圧力が主原因であるので、クラス制を廃止し、
 小中学校から単位制に移行するなどするのが望ましい。諸外国では
 日本のようなクラス制は珍しい現象である」
「クラス制を採用していない諸外国もいじめは深刻化しているという
 報告もある。クラス制を廃止すればいいというのは単純化しすぎで
 はないか」
「クラス制のよい側面までも全て失ってしまう」
「地方都市では、少子化のためクラス制が既に成立していないところ
 もあるが、それでいじめは自然になくなっていくのだろうか」
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ほか


その他
・「歴史から学べ」は正しい?正しくない?
・東京都立スーパースクールの是非
・公立高校の多様化は教育の機会均衡とどう関係するか
・スクールカウンセラーのいじめ対策、「引っ越せ」は正しいか?
                            など

次回は、7月2日を予定しています。