それは「反抗期」ではありません。 | 話すだけで成績が上がる家庭教師戸田朝海の勉強できないコンプレックス解消大作戦!

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こんにちは。
世田谷「勉強コンプレックス解消」専門の
家庭教師、戸田朝海です。

わたしのところに
ご相談にいらっしゃる方が
よく口になさるのが
この言葉です。

「こどもが反抗期で……」

「小4にして、もう反抗期なんです」
「反抗期なので、全く手に負えなくて」
「反抗期で会話も上手くできません」

このように
多くの方が「反抗期」という
言葉を口になさいます。

「反抗期」というからには
おそらくお子様が反抗的だと
感じていらっしゃるのでしょうね。

言うことを素直に聞かないとか。
反発するとか、文句を言うとか。
素直に謝らないとか。

そういったことを
よくお伺いしています。

皆さん、お子様のこうした行動を
「反抗」であり、その原因は「反抗期」だからだ
と判断していらっしゃるということですね。

さて。

ここで皆さんに
考えていただきたいことが
あります。

それは……


果たしてこれは「反抗期」だろうか?


ということです。

いえ
というかそれ以前に

・言うことを素直に聞かない
・反発する
・文句を言う
・素直に謝らない


そもそも
これらって反抗でしょうか?

「え?言うことを聞かないのですから
反抗ではないのですか?」


そう、思われましたでしょうか?


はい^^
では、具体例を見ながら
考えて行きましょう。

先日、福岡セミナーに
いらしてくださったA・A様。
お子様4人と参加して下さった方ですね☆
(以下はご本人の許可をいただいて掲載しております)

この方も例に漏れず
「長女が反抗期で困っています……」
と仰っていました。

「わたしが何か言うとすぐ反発するんです」
「言うことは聞くのですが、ぐちぐちと文句ばかり言って……」
「いつも不満そうに不貞腐れているんです」

と、どちらかというとお勉強よりも
一番上の娘さんとのコミュニケーションに
悩んでいらっしゃるようでした。

そこで、気になっているところを
細かく伺っていったところ
象徴的なシーンが一つありました。

「お手伝いをお願いしても、すぐ
『どうしていつもアタシばっかり……』とか
『どうせ全部アタシがやるんでしょ』などと
反発ばかりするんです。
決して長女だけに言っているわけではなく
全員平等に言っているのに……」


そこで、わたしは
「それで、動くのは全員ですか?」
とお聞きしました。

すると
「えっと……
一応“全員”に声をかけてはいるのですが
下の子は小さいこともあってあんまり……
長女が中心に動いているかも……」


なるほど。
では、事実、長女ちゃんばかり
動いているわけですね?

「そうですね……
わたしとしては全員に言ってる
つもりなんですが、下の子が動かないので
つい……だから反抗するんでしょうか?」


そうですね。
ところで、なぜ長女ちゃんは
1人だけお手伝いをしてくれるのだと
思いますか?

「え……?
1人だけ年上で、分別があるから?」


分別があると
なぜ手伝うのですか?

「他の子はやらないから……
自分しかやれる子がいないからじゃ
ないですか?」


でも、やりたくないのなら
他の子と一緒に遊んでいても
いいわけですよね。
他の子はそうしているのですから。
なぜ自分だけわざわざ手伝うのでしょう?

「えっと……
あ、手伝うと褒められるから!」


褒めて差し上げていますか?

「最初のうちは褒めてたと思います。
でも、最近はあんまり……」


では、「褒められるから」では
ないのではありませんか?

「え――っ?
じゃあなんだろう……」


逆に、Aさんが「手伝って」と
お願いするのはなぜですか?

「夕食の用意など
わたし1人では手が足りないので……」


ということは
長女ちゃんは「誰のために」
手伝っているのですか?

「え?え――と……自分のため?」

お手伝いをすると
長女ちゃんに何かいいことが
あるんですか?

「何もいいことないですよね……うーん」

長女ちゃんがお手伝いすることで
助かっているのは誰ですか?

「えーと、みんな?」

みんな、もそうですよね、確かに。
でも、一番助かっているのはどなたですか?

「え――………………?
…………………………誰だろ?


(↑これ、読者の皆さんは
もうおわかりですよね(*^_^*)
でも不思議と、当事者には
わからないもんなんですよね~)

では、そもそも
お手伝いを頼んだのは誰ですか?
お手伝いを必要としているのは?


「え………………?

わた……し?



満面の笑みで
頷くワタクシ(*´ω`*)ウンウン

手で口を覆って
(*ノω<*) アチャー
という顔をなさるA様。

「わたしのため~!?」

「ですよね~。忙しいお母さんのために
ずっと助けてくれていた
わけですよね。
長女ちゃんの親切心、思いやりですよね」

「そっか~~~!」

「で、Aさんはそんな長女ちゃんに
どんな対応をなさってましたか?」

「う……、えっと……
『もう、早くしなさい!』とか……
『下の子たちを座らせてよ!』とか……」

「もしAさんだったら
それで素直に言うこと聞けますかね?」

「聞けないです……
『なんでわたしばっかり』って
言うと思います……」

「ですよねー。
『どうせわたしに押し付けるんでしょ』
って思いますよね」

「あー! 娘すぐそれ言います!(ºωº)」

ここまで来ると
A様も笑いながら、完全に納得して
いただけたようでした。


ここで
最初の話題に戻るのですが

皆さん


これ、「反抗」ですかね?


ましてや「反抗期」
なせるワザでしょうか?


違いますよね。


これは反抗期でも何でもなく
単に娘さんが「不満を溜め込んでムクレてるだけ」で
その原因は「コミュニケーションのすれ違い」です。

で、それがわかれば
もう対処は簡単ですよね^^


セミナー後の質疑応答では
こうした「誤解」や「思い込み」を
一つ一つ見つけ出して直していきます。

表面の姿に囚われていたときは
見えなかったものが
紐解いていくと、真実は意外なところに
あったりして。

それが、アンケートに書いていただいた
「耳が痛いけど、魔法にかけられた気分」
の正体じゃないかと(*´ω`*)

でも、誤解を責めてるわけじゃ
ありませんからね~

確かに、勘違いに気づくとショックな面も
あるかと思うのですが
謎が解けて全てが腑に落ちると
とってもスッキリできますからね!

A様も、とても気持ちが楽になって
いただけたようで、よかったです^^

とはいえ、普段のセミナーでは
人数がいらっしゃるので
あまりここまで濃くやれないのが
現状の悩みです。

今、この悩みを解決する
新たなサービスを構築中です。

もうすぐ発表いたしますので
楽しみになさって下さいね(*´∀`*)

世田谷「勉強コンプレックス解消」専門の
家庭教師、戸田朝海でした。

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