世田谷「勉強コンプレックス解消」専門の
家庭教師、戸田朝海です。
今までいろんな子の作文を
読ませてもらってきましたが
やっぱりなんとな~く
傾向っていうのはあるものです。
で、最近改めて感じたのは
男女の作文の違いです。
男子の書く作文と、女子の書く作文には
やはり、傾向の違いがあります。
大雑把にその違いをまとめるなら
・女子は情報量が多すぎて失敗する
・男子は情報量が少なすぎて失敗する。
こんな感じです。
「これについてどう思う?」
「どうしてそう思った?」
「それに関する体験には、どんなことがある?」
「これについて感じたことを全部言ってみて」
「そう考える理由は何かな?」
こんなふうに
最初は題材に合わせて
インタビューをします。
そして、その回答を
メモとしてまとめていくわけです。
すると、
「思い」や「感じたこと」「体験談」などが
女子は比較的山ほど出てきます。
山ほど出るだけじゃなく
詳しく描写してくれるのも
女子が多いです。
なので、女子の指導をするときは
「全部は書けないから、いくつかに絞ってね」
「そんなに詳しく丁寧に書かなくていいんだよ。
出来事だけでいいからね」
という感じの添削をすることが
多いです。
一方男子。
男子の作文は
圧倒的に言葉が足りない
ケースが多いです。
なぜ言葉が足りなくなって
しまうかというと
その必要がないときにまで
一文にまとめて書こうと
してしまうから。
例えばこんな感じ↓
「国に税金を払うことについて
何か考えたことはあるかな?」
「税金の使われ方に疑問があります。
公立校の環境は私立校と比べるとかなり悪いし
教育費に回す税金が少ないんじゃないかと思う。
税金の使い方偏ってませんか?」
「それはいい着眼点だね!
早速それをメモに書いてみよう」
で、彼がメモに書いた文面が……
↓↓↓
・国家の問題
短くまとめ過ぎ!!!Σ(゚д゚;)
なんだ「国家の問題」って!?
これじゃ何を言いたいのか
全くわからないし
あとで自分でメモを読み返したときも
意味がわからないと思います。
このように
割と男子には「より短くまとめる」ために
大事なところまで省略してしまう傾向が
強く見られる気がします。
なので、メモがあまり
機能しないんですよね……(´-ω-`)
そして、何故か書いたメモを
さらに簡略にまとめてしまう子もいて。
「先生、一行で終わってしまいました……」
みたいになる子も。
メモはあくまで概要なので
原稿用紙にはそれを元にして
詳しい内容を書いていくんですってば!!
メモをさらにまとめちゃダメ!!(笑)
こう書くと笑えますけど
多いんですよー。
なんでしょう?
男性の中には言葉は少ない方がいい
という価値観があるのかな?
たしかに
あまりにも冗長だったり
無駄な情報まで書かなくていいですけど
短すぎるのも考えものです。
これっていわゆる
男性脳・女性脳の差ってやつ
でしょうか?
それだったら面白いなー
と思うのですが
同じ男性でも
年配の男性(おじさん)になると
逆に話が長くなる印象があるので
男女差というわけでもないのかも?
う~ん
謎は深まるばかりです……
世田谷「勉強コンプレックス解消」専門の
家庭教師、戸田朝海でした。
↓ランキングに参加しています。
よろしければ、ポチッと応援お願いします☆彡

よろしければ読者登録もお願いします(*^_^*)
