府中・世田谷の家庭教師&
勉強コンプレックス解消Dr.戸田朝海です。
今日も
「人の話を聞かない子」シリーズ
第3弾をお届けしますー
まずは前回・前々回のお話をどうぞ♪
1つめ>>>「勉強マジ面倒くさい。やりたくない」という生徒
2つめ>>>話を聞く気が全くない子への対処法
10分遅れで席につくなり
「勉強マジやりたくない。帰りたい」
と言い放ったギャル・・・
勉強嫌い、先生嫌いで
あまりのやる気のなさに
講師陣からも煙たがられていた
彼女・・・
その子が「あるきっかけ」で
非常に素直に話を聞いてくれるように
なったんですね。
前回までの話は
そのいきさつをお話しました。
そして今回は
前回、私が彼女との対話の中で使った
「ある秘訣」についてお話します!
それは何かというと……
「話を聞く」
です。
あれ? 拍子抜けしましたか?
よかったら、もう一度前回の記事で
私と彼女のやり取りを見てみて下さいね。
私のやったことは
「ひたすら彼女の話を聞く」
なんです。
ひたすら「聞く」に徹する。
ときどき相槌や質問を挟みながら
相手が話しやすいように共感を示しながら
極力否定はせずに、ず――っと
聞き続けたんですね。
そうすると、話し終わった頃には
こちらの話を聞こうという意識が
生まれているんです。
「そんなことで?」
って、思われたでしょうか?
そうなんです。
私も理屈はよくわかっていませんが
経験上そうだと言えます。
ちなみにこれは、生徒に限らず
他の相手でもそうです。
でも、何故「話を聞く」と
相手はこちらの話を聞こうという
気になるのか?
私なりにちょっと考えてみたのは
どうも人間の心というのは
電車の車両みたいになってる
のではないかと。
どういうことかというと
朝の満員電車を想像してみて下さい。
通勤や通学途中の人達で
ぎゅうぎゅうにひしめき合っている
電車の車両。
はい。それが駅に着きました。
ホームには、やはり大量の人が
電車を待っています。
ドアが開きました――
さて。この電車の中に
ホームの人達は入ることが
出来るでしょうか?
今のままの状態で、ですよ。
そうです。
多分、無理ですよね?
すごいところだと
無理やり乗客を押し込んでしまうような
駅もあったりしますが(^_^;)
それだって限度がありますよね。
では何故、新しい乗客は
電車に乗れないのか?
簡単ですね。
既に人で一杯一杯だからです。
これ以上、人が入るスペースが
ないんですよね。
人の心も
どうやらこれと同じ現象が
起きているようです。
つまり、心の車両の中に
自分の言いたいこと(気持ち・言葉)が
パンパンに詰まっていると
これ以上、新しい乗客(相手の言葉)は
入ることができないんですね。
新しく人が入るためには
一旦、中の人が出て行かなければ
いけないんです。
満員電車もそうですよね?
乗り換えの駅に着くと
どどど――っと人が一斉に降りていって
そしたら、新しい人達が入ってくる。
そうやって「入れ替え」をする
必要がありますよね。
心もおんなじ。
「入れる」前には、まず「出さ」なくては
いけなかったんです。
ですから
相手がこちらの話を聞こうとしないのは
聞く耳持ってないとか
拒絶しているとかではなく
単に、相手の心に
言いたいことが詰まっていて
パンパンになっているだけ
なのかもしれません。
もう既に心が一杯一杯なので
心の駅員さんが笛吹きながら
「ちょっと!もうこれ以上入れないから!
離れて離れて!ドア閉まりまーす」
状態になってるだけかも。
だから、まずは
「聞いてあげる」のが先
なんですね。
こちらとしても
言いたいことがあるわけですから
早く話したいのはやまやまですが
そこはぐっとこらえて^^
まずは「聞く」。
話し切って、
相手の心の車両が空っぽになれば
聞く準備が整いますから。
そうしたら
こちらが話す番です。
このワンステップを踏むだけで
驚くほど耳を傾けてくれるように
なるんですよ。
ですから
相手に話を聞いて欲しいときの「秘訣」は
------------------------------
まず「相手の話を聞く」
------------------------------
です。
ちなみに
どれくらい聞けばいいか~?
というのは基準がありまして。
これは
相手が満足するまで
です^^
よろしければ
ぜひお試し下さいませ♪
府中・世田谷の家庭教師&
勉強コンプレックス解消Dr.戸田朝海でした
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