なぜ勉強できないか? | 話すだけで成績が上がる家庭教師戸田朝海の勉強できないコンプレックス解消大作戦!

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こんにちは。
スタディライフサポートmana、戸田朝海です。

突然ですが、私の部屋は、かつて汚部屋でした。
散らかしたら、散らかしっぱなし。
掃除は大の苦手。
そんな感じでしたので、部屋はいつも汚れ放題でした。

居心地も、当然、よくありませんでした。
床にしゃがむと、壁の隅っこに、綿ぼこりの塊が見えたりして。
「あ~あ、掃除しないとなあ…」
そう思いながら、いつも憂鬱な気分でした。
「掃除したくない…」
いけない、いけない、と思いながらも、どうも腰が上がらず、結局いつも、部屋は汚いままだったんです。

情けない話ですね。
今思うと、女性として、本当に恥ずかしい限りです。
家に友達も呼べませんでしたし、綺麗なおうちに招待されるたびに、「いいなあ~」と、羨ましい気持ちで一杯でした。

しかし、そんな私にも、変わるきっかけが訪れました。
その時を境に、私の部屋は、汚部屋ではなくなったのです。
物を散らかすことは、全くなくなりましたし、掃除も定期的にしているので、「塵一つない」という程ではないものの、一定の清潔さを、いつも保てています。
おかげで、清潔で、きれいに片付いた部屋で過ごす気持ちよさを、ようやく知ることができました。
居心地のいい部屋って、いいものですね。

では、なぜ、私は変われたのか?
それは、友達の「ある言葉」が、きっかけでした。
「掃除なんて、一時間も二時間も、かかるもんじゃないし」
「ちょっとした時間に、パパッと終わらせればいいでしょ」

友達は、別に、私に説教したわけじゃなくて、話の流れで、さらっと言っただけでした。でも、私の心には、衝撃が走りました。
「なるほど~!」と、目から鱗が落ちたんです。

確かに、年末の大掃除でもあるまいし、毎日の片づけや掃除なんて、そんな何時間もかかることでは、ないんですよね。
せいぜい、30分も、かからないくらいです。
逆に、いつもやらないでいるから、一度やるとなると、大掃除をしないといけなくなり、時間がかかって、大変になってしまう、と。

そうすると、掃除をするのが、面倒で、憂鬱になり…

ますます、やらなくなって…

ますます、部屋が汚れていく。
この悪循環に、ハマってしまうんですね。
毎日、ちょっとずつやれば、大したことではないのに。

「大変なことだと、思い過ぎていませんか?」

ということなんですね。
勉強も同じです。

勉強をしたくないときって、必要以上に、
「勉強は大変だ」
「勉強は難しい」
と、思い過ぎているような、気がします。
「最低でも、○時間は、やらなければならない」
「睡眠時間を、削らなければならない」
こういう思い込みも、あったりしませんか?

一度に、まとめてやろうと思うと、大変なんです。
だったら、「出来る量」だけ、やってみたらどうですか?
15分でも、20分でも。
いっそ、5分間だけ! でも、いいかもしれません。
5分だけは、絶対に集中するのか。
あるいは、絶対に5分間で終わる内容を、選別してみるのか。
それは、どっちでもいいと思います。
(ちなみに、どんな人間でも、15分間だけは、絶対に集中できるそうです)

「勉強は難しい」と思っている人は、簡単な問題だけやってみましょう。
絶対にできる問題だけを解いて、「よし、今日も全問正解~」と思って、気持ちよく終わりましょう。
それを何度か繰り返して、そのうち
「なんだ、勉強なんて、大したことないな」
「勉強、やろうと思えば、できるじゃん」

そう思えるようになったら、「勝ち」です。

もちろん、宿題や試験勉強は、このやり方ではいけませんよ~
でも、大掃除と同じで、試験勉強も、毎日やる習慣が身についていれば、
「いつもやってることを、ちょっと入念にするだけ」
ですよ。なんだ、大したことじゃないな、って、思いませんか?
時間は、いつもよりも、かけなければいけませんけどね。

「家で勉強」
って聞くと、反射的に
「憂鬱…」「面倒くさい…」「嫌だ…やりたくない…」
って、思っちゃう人。
試験前になると、なぜか部屋を大掃除したり、漫画を全巻読破したくなっちゃう人。
ぜひ、考え方をちょっと変えて、苦手意識を減らしてみてくださいね。
やってみると、案外「大したことない」かもしれませんよ。