どうも、元・英語弱者のふじもんです。
果たして、CDをBGMのように聞き流すだけで、
知らないうちに英語ができるようになるのか?
英語を勉強しようとするあなたを、甘い言葉で
誘惑する人たちがいます。
「聞き流すだけで、知らないうちに英語ができるように~」
こういった教材は、英語の音声がまず流れ、
次に日本語が流れてくるというものです。
僕の母の友達も、似たようなパッケージの
CDを何十万も出して買って、自慢していましたが、
厳しようですが、スピーキングはおろか、リスニングすら
まともにできていません。
こんなものに無駄な時間を使っていては、一生リスニング力は
つかないでしょう。
なぜなら、英語を聴いて理解するということは、
英語の意味のまま理解しないといけないからです。
「Thank you.」という英語を理解するのに、
わざわざ頭の中で「あなたに感謝します。」と、
日本語に変換して理解しているのでは、遅すぎます。
「Thank you.」は「Thank you.」として、脳の中で
英語のまま理解する必要があるわけです。
つまり、
[英語の音→日本語の意味=日本語の音→英語の意味]
といった脳の中の回路から、
日本語の部分を取り除いて、最短距離でつなげられないと、
次々と流れる英語についていけません。
つまり、[英語の音→英語の意味]という
最短の回路を、膨大な単語やフレーズや
よく使うセンテンスごとにひとつずつ、地道に増やしていくことが
リスニング力を上げていくことになるのです。
たとえば、「Thank you.」くらいの簡単なフレーズなら、
たいていの人が英語を英語のまま理解できると思います。
ところが、「There is nothing like her smile.」という
文章が聞こえてきたらどうでしょう?
とたんに難しく聞こえますよね。
これを、いちいち日本語に変換して、
「彼女の笑顔ほど、素晴らしいものはない。」と
理解してから、次の英文を聴こうしても、
全くもってついていけないわけです。
つまり、日本語に変換する段階で、スピードが
遅れてしまいます。
でも、「There is nothing like ~.」という
よく使われるフレーズを、それこそ何十回も聴いたり、
書いたり、読んだりするとどうなるか?
あなたの脳の中に、このフレーズが、英語の意味のまま、
最短距離で理解できるようになるわけです。
[英語の音→日本語の意味=日本語の音→英語の意味]という
長い回路であったものが、日本語の変換が省略され、
[英語の音→英語の意味]という
最も速い回路で繋がるようになります。
先ほどの、聞き流すだけで英語ができるようになるという教材は
たいていの場合、
[英語の音→日本語の意味=日本語の音→英語の意味]
という遠回りの道をリピートして間違った練習していることに
なるわけです。
BGMのように聞くだけという受け身の
トレーニングでは、脳の中に最短の英語回路は
絶対に形成されません。