最近の英語の勉強法について自分用記録として残しておきたいと思います。


あまり勉強しているという感覚ではありませんが、主に2点。



    

・英語の本を読む。

・英文を暗記する。



それ以外に英文を書いたり、独り言を英語で言い続けたり、英語で調べ物したり、英語の動画を観たりというのもやっていますが、それはもはや3食食べるような日々やる当たり前のこととして行っています。






英語の本を読む



まず【英語の本を読む】ですが、マイペース(超スローペース)に読んでいます。


読書家な人間ではないので、英語に限らず、早いペースで多量の本は読めません。


日本語の本だと、同じ本を2〜3ヶ月抱えてのんびり読んでいます。1日1行だけ読んだり、1ページ読んだり、一週間放置したり、そんなゆるーいペースで読んでいます。英語の本も同じです。



そんなペースなのでこの勉強法で読んでいる本は今ようやく3冊目です。



一冊目はこちら。1ヶ月くらいかけて読みました。



日本語版:

アウトプットの場として、はちゃめちゃ英語でブックレビューを書いています。:The Shepherd’s Life (James Rebank)




The Shepherd’s Life by James Rebanks.




二冊目はこちら。2ヶ月くらいかけて読みました。

日本語版:

こちらもブックレビュー。


クララとおひさま(カズオイシグロ)




そして今読んでいる三冊目。

日本語版:

読み進めている感じだと、読了までに半年くらいかかりそうです。


THE WIND-UP BIRD CHRONICLES BY HARUKI MURAKAMI (ねじまき鳥クロニクル/村上春樹)



読み方としては、何かを記憶するためというより、純粋にストーリーを楽しむために読んでいます。

 


洋書の選び方


私の洋書の選び方ですが、以下3点を意識して選んでいます。



    

1、日本語で読んだことのない本

2、ストーリーに興味がある、あるいはお気に入りの作家さんの本

3、パラパラーっと試し読みし、理解できそうな本



まず【①日本語で読んだことのない本】ですが、日本語で読んだことのある本はストーリーの流れや結末を知っているので、本を読んでいるときの「先を知りたい」という感覚が湧かず、途中放棄してしまいます。先を知りたいというのが読書における1番のモチベーションになるので、知らない話を読むのが私には大切です。


【②ストーリーに興味があったり、お気に入りの作家さんの本】を選ぶのも上記の理由と同じです。おもしろい本を読むのが、読了するための一番の秘訣だと思います。好きな作家さんの本は大抵本の空気感含めて好きなので、苦痛にならずに読了できます。


最後に【③パラパラーっと試し読みし、理解できそうな本】ですが、いくら先が知りたくなるようなおもしろい本でも、自分の言語能力に見合わなければ、話が理解できず、単語や熟語の意味を辞書で引く回数も増え、読書が苦痛になってしまい、途中放棄してしまいます。なので、自分の言語能力で理解できる範囲の英語で書かれた本を選ぶようにしています。TOEICの点数によって本に使われている英語レベルの目安がわかるように販売されている本もありますが、私は自分で数ページ読んでみて、結構わかるか、全然わからないかで決めてます。







本の読み方


さて、本を選んだら続いて本の読み方です。


手短にいうと、「知らない単語は一度目はスルー・二度目から辞書で引く」という方法を取っています。


「何かを記憶するためというより、純粋にストーリーを楽しむために読んでいます」と冒頭に書いた通り、「知らない単語を覚えよう」「新しい文法を取得しよう」というような意識では読んでいません。


意味が分からない単語に最初に出くわした際はスルーし、二度めに遭遇した時に調べます。


三度目四度目に遭遇した際にも調べますが、それ以降遭遇した際に尚分からなければ、この単語はすぐに覚えられる単語ではなさそうだと、スルーします。


分からない全ての単語をいちいち調べていては、先に進まず、頻出しない単語であれば再び出てきたときには前に調べていても結局忘れているので、調べても意味がないと見做して調べません。


楽しく本を読んでいるうちに親しみある表現や単語が増えたらラッキーだなあと思いながらの読書です。






英文を暗記する




次に紹介する英文の暗記ですが、一週間にひとつ好きな英文(2〜3行の文)を覚えます


よくある英語の勉強法で、「1日目に全部覚えられなくてもいいから1日100単語覚えようとする」みたいなのがありますが、あれは頭の良い人の勉強法だと思っています。


記憶力皆無な私は100単語どころか10単語ですら覚えようとしても一週間後には1単語くらいしか覚えていません。1ヶ月後はその1単語すら覚えていません。


脈絡なく選んだ100単語を覚えるのは私には無理です。


感覚では覚える派なので、単語ではなくて、文で脈絡ごと覚える方が私には合っています。


例えばある週に覚えようと選んだ文はこちら→





“I felt relief on hearing this. Not that it would have bothered me in the least if Noboru Wataya had been convicted of rape and sent to prison. (~)His arrest and trial would be certain to make the headlines, and that would be a terrible shock for Kumiko.”(P.g. 43 / The Wind-Up Bird Chronicle. Murakami)



「僕はこれを聞いて安心した。ワタヤノボルが強姦の罪で有罪を宣告され、投獄されること自体に僕が迷惑するということではこれっぽっちもない。彼の逮捕と裁判は間違いなく大きなニュースになり、クミコに酷いショックを与えてしまう。」


今読んでる英語の本から選んだ文です。


可愛げのある文章ではありませんが、普段自分では使わないような文法が入ったいたり、ニュースでよく見る単語が入っていたりして覚えたら役に立ちそうだな〜と思って選びました。


1日目は”I felt relief on hearing this.”を唱えて覚え、2日目は”I felt relief on hearing this. Not that it would have bothered me in the least”を唱えて覚え、3日目は“I felt relief on hearing this. Not that it would have bothered me in the least if Noboru Wataya had been convicted of rape and sent to prison. “を唱えて覚えます。


毎日新しい文(自分が覚えられる範囲の短めで、キリが良いところまで)と、前日までに覚えた部分の復習します。一週間経つまでに全文終えても、新しい文章にはいかず、同じ文を唱え続けます。




結局のところ…


今日紹介した方法が英語力アップに効果的かどうかはわかりませんが、どんなやり方でも楽しく触れ続けたら自己比較では成長し続ける…というのがぬるま湯に浸っている私の英語学習のモットーです。