蔵前に寄った日、帰りは日本橋で乗り換えだったので、そのまま改札を出て、てくてくてくてく。
ちょっとお茶だけして帰りたかった日。
日本橋駅というと、コレド日本橋が繋がっているので、上の階に軽く食事ができるお店があったな〜とエスカレーターを登って行きました。
上階に着いて気付きましたが、どうやらカフェスペースが完全に白い壁に覆われてしまっている。
なるほど、ここではお茶できそうにないな。
近くにあるお茶ができる場所ならどこでもよかったので、ビルの外に出て、てくてくてくてく。この際スターバックスでもいい。
スターバックスの好きなところは、とりあえず歩いていたら見つかるところ。
方向音痴でも、方向のこと考えずにただ歩いているだけで見つかるスターバックスが好き。
ドリンクもフードも種類が豊富で美味しくて、好き。
やっぱりすぐに見つかりました。
でも真横に、三越がある。
そういえば、、三越の地下に、、フォートナム&メイソンが入ってなかったっけ…!?!
スタバとフォートナム&メイソンを天秤にかける。
スタバなんてどこにでもあるし、私はアメリカよりイギリスが好きだし、さっき私はスタバが好きだといったところだけど、ころりとフォートナム&メイソンに寝返りました。
ケーキセット。
紅茶はデカフェのアールグレイクラッシックを選び、二種類選べるケーキはモンブランとザッハトルテにしました。(ケーキのこの日の選択肢は、そのほかにショートケーキとチーズケーキ。)
ショートケーキの記事でも少し書きましたが、このモンブランとザッハトルテも、洋菓子といえど、日本で独自に進化したものなのか、食べると日本を感じるんですよね。
どちらも昔ながらの日本のケーキの味がして、とても美味しい。
流行りの店が、薔薇の香りをつけたり、ピスタチオやカカオニブ、無花果みたいな洒落た食材を使ったりして、個性ある生菓子を作っているし、そういったケーキが増えてきているけど、こういうシンプルなケーキも美味しいなと思いました。
紅茶ももちろん、とっても美味しい。
三越のフォートナム&メイソンの内装は、こざっぱりしているというか、フードコートみたい。
本店のように、足踏みするとふかふかしているのが伝わる真紅の絨毯をひいて(画像検索してみると、お茶できるスペースの絨毯は赤じゃなくて、水色と灰色なんですね。色はなんでもいいですが、ふかふかしてほしい。)、テーブルには真っ白なテーブルクロスが引かれていると、気分も上がるのに。
お皿も白磁の業務用セラミック皿みたいなものでなくて、金縁に、太いリムはティファニーブルー(フォートナム&メイソンのテーマカラーでもあるから、フォートナムブルーと呼んでもいいかもしれない)の高級感あるプレートだとワクワクします。
予算的に難しいのかもしれませんね。
とはいえこのフードコート感が入店のハードルを下げていて、私みたいな小心者がふらっと入ってこれるから有難いのかもしれません。