涼しい日が少し続きましたが,今日は最高気温が30℃。
夏休み前の面談期間に入っており,日曜も出勤していました。
親御さんとお話をすることで,いろいろと気付かされることも多いです。
中2生で数学の単元テスト100点の生徒がおりました。
60点台の生徒もいます。
当塾ですが,教えている講師は私1人。
教え方も教材も,基本的には同じ。
学校のような集団指導ではなく,個別指導。
けれど,テストの結果は異なります。
当然といえば当然ですが,この差は果たしてどこから来るのでしょう……。
スポーツ万能である,芸術のセンスがある,音楽に造詣が深い,などなど,こういったことと同じように,学習面について,確固たる能力の差が存在するというのが,10年以上この仕事をやってきた実感です。
理解力,記憶力,論理的思考力,注意力,判断力……これらは異なりますので,結果として出てくる成績も異なります。
こういった能力が異なる以上,テストの点が高得点に届かないこともあるかと思います。
それでも良い,というか,それは受け入れるべきです。
全員が二高に入れるわけではありません。
こういった状況の中で,学校の勉強を通して身につけてほしいこととして,一番は『大切なことは何かわかる人間になってほしい』ということです。
これが分かる人間になってくれたら,ひとまず教育の成果はあったのではと,私は思います。
というか,思いたいです。
そうでないと,勉強に苦しんでいる子にとって,勉強は劣等感を助長するだけのものになってしまいます。
本来は自分の精神を豊かにするはずの勉強が,そうなっては切なすぎますので。
成績を上げるのではなく,知性を高めることに重きを置いてほしいです。
ということで,タイトルです。
相変わらず取り留めのないブログになってしまいました。
こんな考え方の人間がやっている学習塾です。
お花屋さんの上,船のマークの学習塾Study Shipです。
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