すっかり寒くなりました。
今週末から冬期講習が始まります。
タイトル通り,当塾の中学受験に対する考え方を記してみます。
まず,基本のスタンスとしては,「積極的には勧めないが,ご家庭の方針を最大限尊重する」という感じです。
その子の能力や適性を鑑み,模試の結果も参照した上で,残り期間で志望校合格基準に引き上げられるかどうか,可能な限り見極めます。
基礎学力すら怪しい状態にもかかわらず,レベルの高い中高一貫校へというのは,無謀です。
程度や残り時間にもよりますが,小5や小6の段階で,普段の学校のワークテストが100点を取れなくなっている場合,受験ではなく日々の学習の理解を優先させないといけません。
小学生のあのテストは,「80点くらい取れているなら大丈夫」という類のものではありません。
また,これまで楽しくやっていた習い事は全て辞め,友達と遊ぶ時間も0にして,受験一色で勉強しないと受からない,などという場合も,考え直した方が良いと思います。
「受験するのだから勉強一色で好きなことを我慢するくらい当たり前だ」と考える人もいるかもしれません。
たしかに高校受験や大学受験なら,そういった考えに至ると思いますが,小学生のうちからそういった環境に身を置くことは,人格形成に多大な影響を与えると思います。
お勉強が好きで楽しくてたまらないというケースでなければ,そういった環境は負の側面が多いと思います。
逆に,非常に高い学習能力を有しており,志望校の校風やカリキュラムを親子共々気に入り,これまで通りの日常にプラスαの学習時間(ある一定程度の)で合格を十分に狙えるであろう場合は,反対するようなことはありません。
話は少し変わります。
今に始まったことではありませんが,問題の意味を考えずに解こうとする児童生徒が多すぎると感じています。
文章を「読む」のではなく,文章の中の数字だけ「見」て,たし・ひき・かけ・わりのどれかをすれば良いのだろうと,当たり外れを繰り返す。
そんな愚かなことをしたところで,学力がつくはずもありません。
文章には意味があります。
「み・は・じ」や「く・も・わ」に当てはめて答えを出すわけではありません。
この話は以前ブログに書きました。
アメブロではないときでしたが,リンクを貼っておきます↓(本文の最後の塾名が昔のままですがご了承ください)
小学5年生で学習する「単位量あたりの大きさ」「割合」の2単元は,小学校の算数でもっとも重要な単元と言っても過言ではありません。
もし,うまく理解できていない場合は,お気軽にご相談ください。
中学受験の話からやや逸れました。
お花屋さんの上,船のマークの学習塾Study Shipです。
無料体験,学習相談,お気軽にどうぞ。
冬期講習受付中です。