今日で当塾在籍の中学校の期末考査が全て終わりました。

先週末が試験だった学校は,すでに答案を返されている科目もあります。

前回より上がった科目,下がった科目,自己ベスト達成の有無,生徒それぞれです。

 

タイトルですが,指導中に時々言う言葉です。

人として生きる上でも,とても大事なことだと思っています。

 

必修日の指導では,その日にやることの確認や,学校の進度,復習の出来具合,事務的な連絡事項などを確認するため,短い時間ですが,生徒と対話をします。

しっかりと受け答えできる生徒もいれば,返事をしたのかしないのか分からない生徒もいますし,復習をやってこなかった言い訳に終始する生徒もいれば,こちらが尋ねる前に伝えてくれる生徒もいます。

 

たとえば,復習をしっかりやったか尋ねると,「一応」などという答えが返ってくることがあります。

そういった言葉には,敏感に反応します。

そう言う生徒の多くは,やってはいるけれど,しっかりはやっておらず,確認テストをしてもおかしなことをするケースが多くあります。

他にも,質問が挙がった生徒に対して,設問文のどこが分からないのか尋ねると,「全部」と答えるケースがあります。

そう言う生徒には,一文ずつ読ませて,本当に全部分からないのか確認します。

すると,ほとんどが全体の中の一部の未理解をもって,全体が分からないと錯覚してしまっています。

今自分は何が分かり,何ができて,何が分からず,何ができないのか,これを把握することが学習の第一歩です。

 

自分の発する言葉を大事に,日々学んでいってほしいと思っています。

 

お花屋さんの上,船のマークの学習塾Study Shipです。