修学旅行や野外活動が終わり,中学校生活も少し落ち着くだろうと思います。

ただ,来月は中総体と中間考査があるので,それに向けて動いていくことになるでしょう。

すでに延長がかかっている部活動もあるようです。

 

来週の28日土曜は,毎年実施している『定期考査の勉強法講座』を開きます。

なぜ定期考査が重要なのか,高校入試の仕組みはどうなっているのか,どうやって勉強していったら良いのか,などなど,1年生や新入塾の2,3年生に向け,話をします。

学校の先生は,勉強の仕方を教えてくれません。

私が記憶している中で,授業中に具体的な勉強の仕方を教えてくれたのは,中学の英語のN先生一人だけです。

この講座では,私が中学生の頃に知りたかったことを,余すところなく塾生たちに伝えています。

 

私は,テストのため「だけ」,受験のため「だけ」,に勉強するのはナンセンスだと思っています。

定期考査などなくなれば良いと思っている人間です。

仮に行ったとしても,それが成績の大部分を左右するなど,おかしな仕組みだと思っています。

学習内容の定着具合を測る手段の一つで,それ以上でもそれ以下でもないものです。

「こんな紙切れで成績が決まるなどというのは馬鹿らしい」という感覚を大事にしながら,勉強するようにと言っています。

おかしな仕組みでも,だからと言って勉強しなくて良いという理由にはなりません。

理不尽なことが大手を振って歩いているのがこの世の中です。

学校もまた,理不尽がことが起こりやすい場であると思っています。

 

また,勉強に他者との競争のような概念は必要ないとも思っています。

誰々より順位が上だとか下だとか,そんな序列化に何の意味があるのか,甚だ疑問です。

そんなことよりも,

自分は何ができて,何ができないか。

どんな間違いをしやすいか。

何が原因で間違えたのか。

もっと工夫できないか。

なぜその答えになるのか。

この答えはなぜダメなのか……

順位が上か下かより,大事なことは山ほどあると思います。

 

例のごとく収拾がつかず,落としどころも分からないため,終わろうと思います。

 

お花屋さんの上,船のマークの学習塾Study Shipです。

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