夏期講習後,すぐに期末考査のテスト対策でしたが,ようやく一区切りつきました。

長命ヶ丘中学校は月・火に試験だったので,本日結果を知らせてくれた生徒もいます。

南中山中学校は昨日・今日ですので,今日の塾は人数が少なく,いつも以上に静かでした。

桜丘中は来週の木・金ですので,まだ1週間あります。

 

ここ1年くらい,テスト前に学校ワークをやれていない生徒がいても,そこまでガミガミ言わなくなりました。

提出物の重要性は繰り返し述べはします。

しかし,こちらがいくら言ったところで,本人に自覚がなければ,どうしようもありません。

また,これまでは,詳しく教えなければ対応できないだろう問題は,テスト対策の土日に有無を言わさず教えていましたが,今後はこれも辞めようと思っています。

大事だからと教え込んでも,教わる準備のできていない生徒の場合,それは暖簾に腕押しとなってしまいます。

生徒自ら,分かるようになりたいという明確な意思が示されない限り,教えないことにしようと思います。

 

以下,日々の指導で気になることを挙げてみます。

間違えた問題には印をつけるように言っても,やらない(やれない)生徒もいます(一度や二度ではありません)。

これはおそらく,その行為を重要だと思っていないからでしょう。

漢字を使わずひらがなで書いた際,模範解答が漢字であれば,丸にした上で,該当の漢字も直すように言っても,やらない生徒がいます(一度や二度ではありません)。

これもおそらく,漢字で表記することを重要だと思っていないのです。

計算の途中過程の誤りを確認せず,答えしか直さない生徒もいまだにいます(私に言われて初めて直します)。

これは答えという結果にしか目を向けていないからです。

つまるところ,私が大事にしていることと,その生徒が大事にしていることとで,隔たりがあるということです。

隔たりが厚ければ厚いほど,必然的に言うことは多くなっていきます。

 

原発が何だか知らない生徒もいます。

風鈴を知らない生徒もいます。

句切れとは何か(どこかではない),想像力を働かせて答えられない生徒もいます。

漢字には意味があることをないがしろにし,音だけ考えている生徒もいます。

 

なんだか愚痴っぽくなってきましたが,伝えたいのはいかに生徒間で能力や特性の差があるかということです。

上述したような,こちらが注意するようなことはほとんどない生徒も,もちろんいます。

また,「覚えるまで」やっていない生徒がいかに多いかということも実感します。

普段の英単語練習にしても,「やった」けれど「覚えていない」状態というのもよく見られます。

 

収拾がつかなくなってきたので,切り上げます。

お花屋さんの上,船のマークの学習塾Study Shipです。