最近コロナウイルスのことしか書いていなかったので,本来の教育に関することを書こうと思います。
入塾時に生徒の性格診断のようなものを行う塾さんがあるのは,だいぶ前からチラシ等で存じ上げていますが,生徒の認知特性を考慮して指導しているという塾さんの話はほとんど聞きません。
おそらくうちくらいだと思いますので,そう考えるとこれはかなり大きなセールスポイントだと,だいぶ前から新規のお客様との面談では,必ず触れるようにしています。
体験をして入塾していただくと,まず認知特性のテストを受けてもらい,数値化してデータを出すのですが,最近は体験の指導2回で,大体どこの項目が高いか低いかというのが,分かってきました。
もちろん完璧ではありませんが,その生徒さんの行動や考え方と,どの項目が高いか低いかという傾向が分かってきました。
実際のデータと比較しても,予想していた通りになることがあります。
どの項目もバランスよく使っている生徒さんもいますが,どこかに偏ることが多いです。
勉強を教える側が気を付けなければいけないのは,自分の認知特性に合う覚え方が,必ずしも相手に合うとは限らないということです。
たくさん書いて覚えられる人は書けばいいですし,いくら書いても覚えられない人は,別の,自分が一番覚えられる方法で取り組めばいいのです。
もちろん,最終的に覚えたかどうかのチェックは,書かざるを得ない場合が多いとは思いますが,10個書くことが最強の覚え方かどうかは,その人次第なのです。
ちなみに,私が高かったのは言語と聴覚で,一番高かったのは言語項目です。
逆に視覚はあまり高くありませんでした。
特に3次元の部分は一番低く,実際に空間把握能力がないので,道に迷うことも多いですし,空間図形の問題は得意ではありません。
ずっと昔からです。
自分が得意な認知の仕方に偏るのは,悪いことではないと思います。
重要なのは,それを自分できちんと把握し,勉強なり,日々の生活なりに生かすことだと思います。
それを知ることが,自分の適性を知ることにつながっていき,それが将来どんな職に就くかにも影響してくるでしょう。
認知特性,まずはグーグル検索してみてください。
ひとまず終わります。
お子様の学習で気なることがございましたら,お気軽にお尋ねください。
お花屋さんの上,船のマークの学習塾Study Shipです。
無料の体験を1週間行っております。