仙台の小中学校および,宮城県の高校では,学校の新年度スタートが延期になりました。
ひとまず今現在の状況で「いつものように」学校が始まったら,高い確率で感染者が出るのではと思います。
開始延期は妥当な判断だとは思いますが,やれることは延期しかないのかとも思います。
まず思うのは,休校か登校かの0か100かではなく,もっと柔軟に対応できないものかということです。
分散登校など,いろいろと対応している自治体もある中で,仙台は1週間延期しただけです。
6学年あるいは3学年が一斉に登校するのではなく,時間帯や曜日を分け,わずかな時間でも良いので,可能なかぎり3密を避けつつ,まずは新学年をスタートさせることが必要ではないかと思います。
完全に事態が収束してからなどと言っていたら,何か月も学校へ行けなくなってしまうでしょうし,一週間後,さらに感染者が増えている可能性もあります。
個人的には,命を危険にさらしてまで行く価値など,学校にはないと思っていますが,それでも果たすべき学校の役割もあると思っています。
学校に行きたい,友達に会いたいという子もたくさんいると思います。
あとは,先日ブログでも述べた通り,30人全員が一か所に集まって授業を行うことはせず,うまくローテーションを組んで,学校の空き教室はもちろん,市民センターなど空いている施設等を活用し,小集団に分け,教育を受けられる機会をそれなりで良いので,確保すべきだと思います。
ずっと家でプリントやオンラインより,わずかな時間でも,数人でも,友達と会う方が,精神衛生上良いだろうと思います。
小中学校の学習内容であれば,多くの子どもは,本気になれば,1,2か月の遅れなどは比較的容易に取り戻せると思います(もちろんその子の能力次第ですが)。
大変な状況ですが,以前通っていた生徒さんの兄弟が入塾希望というご連絡を頂戴しました。
現在の塾の状況を説明しつつ,体験の日取りは後日調整ということになりました。
ありがたい限りです。