日に日に感染者の数が増え,宮城県でも徐々に増えています。

学校は8日に新学期開始の予定ですが,果たしてどうなるのか。

学校ほど,密集,密閉,密接になる空間はないのではと思います。

それでも,子どもたちの学習の遅れや心身の健康面などが心配であるならば,以下のような対応が良いのではと思います。

以前,ブログで,学校に集まるのは午前中だけにし,午後からは生徒それぞれが学習塾で学ぶという方式を挙げたこともありましたが,今がまさにその実践をするときではと思っています。

 

まず,各地域のコミュニティセンター,児童館,学習塾,習い事の教室,会議室など,学校も含め,児童生徒が学ぶのにそれなりのものが整った空間をできるだけ多く確保します。

そして,児童生徒を可能な限り最小の単位で分け,各施設に割り振るようにして,それぞれの場所で必要最低限の授業および学習指導を行っていくというものです。

例えば,1クラス30人の生徒のうち,10~15人は学校で授業をし,残りは別の施設で授業をするというイメージです。

単純に,一か所に集まる人数を減らすというものです。

1クラス30人,1学年90人,6学年で540人が同じ学校に集まるより,半分でもばらけさせた方がいいでしょう。

学校という一か所に集中して,万が一大規模なクラスターが発生するよりは,リスクを多少なりとも分散できます(学校以外の場所に行くという意味で,逆に感染リスクが高まるという考え方もできるかもしれませんが)。

先生の数が足りなくなると思いますが,学習塾の講師や,仕事の激減した人で教職を持っているような人などがいれば,臨時教員として採用することで,多少の雇用も生まれるのではないかと思います。

今週は学校,来週はコミュニティセンターといった具合に,生徒の単位ごと,1週間ごとに学ぶ施設を変えるのも新鮮かもしれません(ローテーション組みが大変になりそうですが)。

学習する科目や時間等は必要最低限にしぼり,体育は公園等の屋外で体を動かすことにします。

 

いつまで続くかは見通しが立ちませんが,もし子供たちへの教育を再開させるとなったら,以上のようなやり方も,難しいとは思いますが,不可能ではないだろうという,私の完全な思いつきです。

というのも,このような状況になってしまっては,事態が収束することをただ待つのではなく,ある程度はウイルスとともに生きていくような選択を取らざるをえないのではとも感じています。

オンラインの教材も良いと思いますが,友達や先生との直接のやり取りが完全にゼロというのも,あまり好ましくないのかとも思いますし,通信環境も各家庭でそれぞれでしょう。

 

このへんで切り上げます。

お花屋さんの上,船のマークの学習塾Study Shipです。

どの学年も,早めの入塾をお勧めしております。