土日でセンター試験が終わりました。

この後は私立の一般や国公立の2次試験に向け,さらに頑張っていかないといけません。

ばっちりうまくできた人もいれば,いつもの模試と変わらなかったという人,中には思うように得点できなった人もいると思います。

得点の程度にもよりますが,2次の方が配点が高い大学を狙っている人は,センターでの失敗を2次でカバーできる可能性は十分あります。

そのため,気持ちを切り替えつつ,2次でも必要な科目については,うまく対応できなかった部分の復習をすべきです。

センターで十分取れた人も,2次の方が配点が高い場合は,決して油断できません。

 

問題は,センター試験の方が個別試験よりも配点がはるかに高い場合で,センターをしくじってしまった場合です(地方の国公立に多いタイプ)。

厳しい戦いになりますが,しかし,すぐ諦めるのではなく,まずはパスナビなどで合格最低点を調べ,戦える状態なのか(負け戦にならないか)を見極める必要があります。

もし,2次で満点を取っても合格は難しいという場合は,潔く別の選択肢を考えた方が賢明なのではと思います。

満点ではないにしても,合格にはそれなりに高い正答率が求められる場合,すぐには諦めず,具体的に何点くらい取れるのか,過去問で出してみてください。

これまでに1年分は解いたことのある人がほとんどだと思いますが,そこからレベルアップはしていると思いますので,改めて1年分解いてみて,どのくらい取れるのかです。

現状と,そしてあと1ヶ月での勉強で,戦えるかどうかを,ある程度の根拠を持って判断する必要があります。

予備校のデータが来るまで,悲しみに暮れて過ごすというのは,賢い行動ではないと思います。

切り替えて,できることをやってほしいです。

 

私自身,センターは失敗した人間です。

8割ほしいところ,国語の失敗が響き,トータルで7割5分程度でした。

それでも2次試験はセンター試験の倍の配点であったことや,もともと時間に追われるセンターは相性が悪く,記述式の方が得意だったことなどで,十分勝算はあると踏んで,志望校は変えることなく出願し,無事合格できました。

 

受験生それぞれ,悲喜こもごもだと思います。

まずは自分でよく考え,さらには周りの意見もよく聞き,自分の進路について最終決定してほしいと思います。