散々な雰囲気で終わったイギリス旅行。
帰国後、悪かったなと思い、LINEで旅行中の写真からアルバムを作った。
スマホも重くなるから、と思い、アルバム以外の写真はスマホから削除した。
ところが、不注意で母親がLINEのアルバムを削除してしまった。
結構な量の写真だったし、残りはスマホから削除しちゃってたから、結構ショックだ。
まぁ、もう一回頑張ってアップすれば良かったのだが、
母親が謝ってきたその態度に、またイライラした。
結局、私は”母親に怒るきっかけ”が欲しかっただけだと思う。
母親はもう一度アルバムを作るように私にお願いしてきたが、「もういい」と怒ったそぶりを見せて、母親を遠ざけた。
その後まもなく、私は妊娠して仕事辞めた。
つわり中、寝込んでいるところに母親が来て突然の妊娠にびっくりしながらも「おめでとう」と言った。
普通なら、母親は30過ぎてデキ婚する娘をありのまま受け入れていて、いい母親と思われるもかもしれないが、私には嘘くさく見えてしょうがなかった。
ここまで書いて、違和感の理由が初めてわかった。
母親が、表面的には「娘のために〜」と受け取られる行動をしているにも関わらず、
私にとってはなぜ嘘くさかったのか。
それは、「母親が自分のためにやっている」からだ。
私に嫌われたら独りぼっちになってしまうのが嫌で、私に気を使いまくって生きてる。
母親自身の気持ちは全く無視なのだ。
(恐らく母親はそれが当たり前で生きてきてるから、しかたないのだが)
自分の気持ちを無視して、私の気持ちだけを考えようとする。
私はそれが嫌いだから、母親がそうしたところで本末転倒なのだ。
妊娠がわかったその頃には、私は今の主人と一緒に住み始めていた。
主人は母に優しく、事あるごとに母親もどうかと誘ってくれた。
(この時は、主人は母親と私の過去を知らない)
私の過去はこちら↓
3人でカフェに行ったことがあったが、私はなぜか母親の顔が見られないくらい嫌悪感がひどかった。
主人は日本語ができないし私が通訳するわけだが、母が私に聞いても私は母と目を合わせようとしなかった。
主人は私の態度に不思議がっていたし、母親に申し訳なく思いながら見てたようだ。
母親は初孫に浮かれているようだったが、私は母親が私の新しい家族に入ってくるのが嫌だった。
小さい頃、自分の家族が恥ずかしくてたまらなかった。
大学進学を機に家を出てからホームシックになったこともないし、帰省もめんどくさいだけ、地元愛も全くなかった。
こんな人、他にもたくさんいるのだろうか。
私の周りは、当たり前のように実家と仲良くやってる人が多い。
私は、過去を全て忘れたかったのだ。全て捨てて無かったことにしたかった。
やっと新しい家族ができたのに、過去を持ちこんでこられるのが、どうしようもなく嫌だった。

