ある日の夜中、ふと目が覚めた。
私達は、家族みんな1階の和室に布団を敷いて寝ていた。
目が覚めると、隣の布団に母がいないのに気付いた。
和室のふすまを開けて、駐車場を見ると車がないのに気づいた。こんな時間にどこへ?
不安になって、寝ていた弟を起こした。
しばらくたっても、母親は帰ってこない。
心配になって、もう高齢だったおばあちゃんに電話をかけた。
その後、また寝たのか、母が帰ってくるまで待っていたのか覚えていないが、母には、どこに行ってたの?と聞いたように思う。
母からは、「ちょっと外に出たくなって...」と曖昧な答えしか帰ってこず、「おばあちゃんから怒られた」と話していた記憶がある。
どこに行っていたのだろう。
今と違って、24時間スーパーとかなかったし、貧乏性の母はコンビニなんてほとんど行かなかった人だ。
てか、コンビニくらいならすぐ帰って来ただろう。
それ以降、母が夜中に消えることはなかったが、
(というか子供の私達が夜中に目が覚めることがなかった)
一回あると、もっとあったのでは?と思ってしまうもの。
気分転換のドライブ?
運転好きな母ではないし、私達は9時には寝かされていたので、自由時間はたくさんあったはずだ。
いろいろ嫌になって飛び出したくなったのかなぁ。