慶應SFCとは湘南藤沢キャンパスの略称で、総合政策学部、環境情報学部、看護医療学部があります。今回は総合政策学部と環境情報学部のダブル合格者が慶應SFCへの受かり方を伝授します!



総合政策学部と環境情報学部には英語と小論文、英語と数学と小論文、数学と小論文、情報と小論文の4通りの受け方があります。
オススメは英語です。なぜなら、数学は受験者が強豪ぞろいな上、難解な問題が出題されていて付け焼き刃では対応できないからです。また、情報は解答速報すら探すのが難しく、過去問も手に入りにくいので対策が非常に難しいのであまりオススメできません。

足切りについて
英語と小論文はほとんどの受験者が選ぶ受験方法で、別にSFCは受験方法で受験者の選別はしないので無難に英語を選択しましょう。
英語と小論文の場合、配点は200/200であり、計400点です。英語と小論文の点数の合計で足切りが決まるらしいですが、おそらく英語単体、小論文単体でも足切りが存在します。なので、例えばいくら英語で9割を取れても小論文が3割だと不合格になるでしょう。ただの英語バカでユニークさ、論述力のかけらも無い人は大学としてもいらないですからね。

英語の対策方法
SFCの英語は膨大な量の文章が3つ出題され、それの穴埋めと内容理解を問われる設問が存在します。内容理解問題は慶應の他学部と比べるとさほど難しくもなく、紛らわしくもないのでとにかく間違えないように注意しましょう。
問題は穴埋めです。文章のところどころで虫食いのように単語が抜けていて、3つの選択肢の中から1つ文脈に合う単語を埋めていく問題が4分の3ほどを占めます。配点は低いでしょうが、ここも極めておかないと小論文でかなりの高得点が必要になってしまいます。
オススメの対策としてはパス単という単語帳が挙げられます。SFCの出題する文章には英検1級レベルの単語が頻繁に出てきます。よって、英検1級レベルの語彙力が無いと話になりません。はじめから1級レベルの単語をやっても何も定着しないので、まずは準1級の単語を極めましょう。




文法力は正直全く必要ないです。この学部はとにかく語彙力と速読力が要求されます。

小論文の対策
小論文の対策をする際、予備校の授業を取るのはあまりオススメしません。授業を取るのも良いのですが、気休めと受験勉強してます感を出すことにしかならないでしょう。というのも、SFCの小論文は毎年形式を変えてきます。これは発想力、独創性の優れた生徒を選ぶためであり、予備校で事前に知識をつけてきた、教師の考えをパクるだけの奴なんて必要としてないからです。2017年の環境情報学部の問題とかにそれが現れていますね。
しかし、添削は誰かにしてもらうべきです。他人に客観的に見てもらうことで自分の思いもつかなかったアイデアが相手から提案されたりするかもしれません。SFCの問題文は膨大な量なので、添削する側も大変だと思います。よく感謝しておきましょう。
ニュースには毎日新聞を読むなどして触れておきましょう。具体例を挙げる際に有効です。
慶應の他学部の小論文をやるのも良いでしょう。経済学部の小論文が総合政策学部の形式に近いです。

浪人する場合
浪人する場合、この2学部に絞らないようにしましょう。いくらここしか見えてなくても英語と小論文の対策だけして一年を過ごすのはあまりにも危険です。地歴くらいはやっておき、慶應の他学部も受けるのが一番です。
 


ためになったと思ったら是非コメント、いいねをよろしくお願いします!