こんにちは。
今日のニュースで小学英語で学習したことが中学英語で生かされなていないと思う生徒が半数以上いるというニュースがありました。
塾で英語をメインに教えていて、確かに実感します。
〇CCに通っていました。〇もんに通っていました。という小学生がよくいます。
中学校に上がるときのスタートゼミの際、さぞかしできるのではと思うのですが、たいてい外れることが多いです。
英会話や英語を使ったゲームが主なのが、英会話塾や小学校の授業。
単語を書く、読解するというのが、中学校の英語の授業。
どちらが悪いということはありません。
前者は外国に行って、外国人と緊張せずにコミュニケーションをとるためには最適だからです。
後者は入試などに対応するための学習ですので仕方ありません。
中学時代の先生に言われました。
外国に行って、「Father Mother Asakusa go」で通じる。でも入試やテストでは×。
歌が大好きでみんなの前でたくさんを歌えるけど、楽譜を読めるとは限らない。
たまにあるお母さんに聞かれます。
「小学校のうちから、英語は鍛えた方が中学で困らないですよね？」
確かにそうです。
しかし、自分は「ローマ字」の感覚をしっかり持っていれば、中１から英語を始めても支障はないと思っています。
中学校に入って英語で失敗する生徒はたいてい「ローマ字」ができない生徒です。
今は国際社会ではあり、いろんな塾や教育機関が英語に力を入れていますが、それより国語・算数・理科・社会・本読みなどいろんなことに均等に力を入れて学習してもらいたいと思います。