第146回の日商簿記1級・会計学第3問は、
公認会計士レベルの論点です。
会社分割により事業を譲渡するのですが、
いわゆる逆取得という形になるため、
分割会社の側でその後連結財務諸表を
作らなければならない状況になっています。
一般的な参考書や過去問の解説では、
連結修正仕訳をまとめて表示してあるケースが
多いため、のれんの発生プロセスなどが
わかりにくくなっています。
今回は、ちょっと柴山が工夫を凝らしてみまして、
いったん譲渡事業の持分減少分を売却したと
みなす「みなし売買法」のような小口化した手法で
問題を解説してみました。
事業分離と連結の関係でお悩みの方にとって、
一つのヒントになればうれしいです!