【73回簿記論】第1問 問1は特殊仕訳帳がテーマだが、目先の「見慣れない論点・用語」に惑わされず | 会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

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去る令和5年8月8日に実施された税理士簿記論につきまして、

大まかな論点の紹介と、第1問 問1 特殊仕訳帳を

テーマとした問題の解説をいたしました。

 

全体として50点台後半~60点くらいはひとつの

分岐点となるのかなあ、と推測しています。

 

おそらく、現在の簿記資格試験においては、

受験対策として特殊仕訳帳を勉強する機会が

皆無に近いのではないかと想像していますので、

第1問 問1で「特殊仕訳帳」「精算勘定」という

用語を見た瞬間に頭が真っ白になった方も

少なからずいらっしゃったのではないでしょうか。

 

しかし、問題文を丁寧に読んで指示に従うことで、

その本質はかんたんな集計と決算整理前残高試算表の

科目残高を求めるシンプルな構造であることに気づきますので、

ある程度の対処はその場でできたかな、とも思います。

 

見慣れない用語が出てもパニックにならずに

できる所から解くというシミュレーションにもなるので、

これから簿記論にチャレンジされる方は、ぜひぜひご参考になさってみてください。