【過去問と例題の取り組み方】最初は6割くらいの感じで、ストレスを溜めないようにしよう! | 会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

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3級・2級・1級のレベル格差をイメージする際に、
各級の学習時間の違いを比較するのも一つの手です。

私の肌感覚としては、「柴山式で最低これくらいは」、
という時間でいえば、
これまでの合格体験記を参考にした
ファクトベースで行くと、
次のようになります。


3級・・・ 50時間~
2級・・・100時間~
1級・・・500時間~

そして、各級ごとの時間数の比較でいうなら、
まずは2級なら
2級:3級=100:50=2:1ですね。

そして、
1級と2級の比は次のようになります。

1級:2級=500:100=5:1

つまり、3級から2級に行くのは2倍くらいの努力量ですが、
2級から1級に行くには、約5倍くらいの努力量の違いが
出るわけです。

ということは、
2級合格後に1級の教材を見た場合、
初見の段階では、むしろわからないことの方が多くても、
まったく不思議ではない!

ということです。

なので、よく1級の学習初期で聞く質問として、
「2級合格したのに、1級がわかりません!」
というご相談はある意味自然な流れなのですね~。

そういったことも含めて、特に1級対策の前半では、
「ゴール6割で十分」のマインドでよろしいでしょう。

子供のころから学校で習ってきた発想として、
どうしても多くの方は「理解できなければ駄目」みたいな
マインドになりがちです。

しかし、現実問題として簿記2級から1級に移行する段階では、
その理想は実現が困難なケースが多いため、
ゴール10割を最初から目指そうとせず、6割主義でストレスなく
取り組んだ方がいいですね。

だから、スタートはほぼゼロの気にしない。
実は同じ日本語で2級知識も3割くらいは入ってますから、
現実問題として100%チンプンカンプンということはないです。


実は2~3割くらいは知っている知識・用語が出ているのに、
半分くらい知らないことがあるために、そこの妄想が広がって、
「うわ!ぜんぜんダメだ!」みたいな印象を持ってしまいます。


繰り返しますが、柴山式ベースでいうと、1級の最低学習時間は
2級(100時間)の5倍ですので、最初はわかりにくくて普通!
くらいの気軽な気持ちで取り組んでみましょう!

そして、理解がどうしても難しいと思った時には、
奥の手を出しましょう。

「素読」です(笑)。

読書100篇・義おのずから通ずの精神でがんばっていきましょー