1990年頃からこの業界で簿記や会計学を教え始め、
気が付くと30年を超えていました。
この間、1000人を超える簿記学習者を
指導してきて思うことのひとつは、
「合格レベルに到達するためには、一定の条件がある」という
ことです。
合格してもおかしくない実力の状態を
目指す到達点「=目的」とするなら、
そこに至るプロセスや方法論が「手段」となるわけですね。
また、合格しやすい人と合格しにくい人の違いを
よくよく観察すると、次のことが見えてきます。
〇合格しやすい人は「目的」にフォーカスし、一貫する。
×合格しにくい人は「手段」にフォーカスし、迷う。
この観点からすると、
合格するための目指す到達点(目的)は、ほぼ一つの原則として
提示できます。
柴山式・簿記1級講座の例でいうならば、
次の2要件を満たすことで、ほぼ1級7割以上をとれる
実力状態になっているといえます。
1)本試験のパーツとなる重要な個別問題(ミニ例題)約300が完ぺきに解ける。
2)本試験と同形式の総合問題(過去問)10回分以上を完ぺきに解ける。
以上!(笑)
これくらい、本来目指すべきビジョンはシンプルなはずなのですね~。
…あれれ? これって企業経営にも通じません???
儲かる企業は目指す目的がシンプル、手段に一貫性があってしっかり継続している。
儲からない企業は目的があいまい、手段にブレブレでノウハウコレクター的な。。。
。。。さて、話を本題に戻します。(笑)
そう考えると、答練って目的ですか?手段ですか?
という議論になるわけです。
さて、答えは。。。
もうおわかりかもしれません。が…
お暇な方は、動画までお立ち寄りくださいませ~