第161回日商簿記1級の原価計算は、
経営管理の実務でも使える内容が満載です。
上場企業の経営計画などでもよく話題にあがる
ROEICがテーマになっています。
税引き後営業利益などはフリー・キャッシュ・フローの
重要な計算要素であったりしますし、
これに加重平均資本コスト(WACC)の概念を
計算式に加えると企業価値の算定にもつながります。
こういった意味では、今回の原価計算は
試験対策の面だけでなく実務的にも非常に
興味深い内容をたくさん含んでいるので、
とても汎用性の高い問題となっています。
今回は、与えられた資料をもとに、
月末の現金残高を予測しましょう、
というお題でして、
経営者にとって資金繰り予算の設定トレーニングに
なります。
会計事務所の立場で言うならば、
顧問先の月次決算管理や資金繰り予想の
コンサルティングに使えます。
コンサルをサービスに含めている事務所さんならば、
この問題を題材に所内研修をしてみてもいいのでは
ないでしょうか。
スタッフのスキルアップにつながりますし、
1級受験者にとってはありがたい試験対策にもなるので、
一石二鳥ですね!