【為替予約】取引の意味とリスクヘッジ効果 | 会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

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FRBが0.75%乗り上げを27年ぶりに決めた、
と日経でも報じられました。
インフレ抑制対策が本格化してきたようです。
これ、日本経済にもかなり影響がありそうです。

海外との金利差があちらが高い形で拡大すると、
相対的に日本の通貨が安くなるトレンドに向かいますから、
急激に進む円安は輸入価格を引き上げますし、
海外から資材を買ったりしている企業の業績が
心配になります。

かつては円安で輸出企業の業績が良くなるので
ウェルカム的な空気もありましたが、
いまはどうでしょうか。

ちなみに、近所のお蕎麦屋さんも大盛りが
値上げされて、お財布にとってもショッキングです。

…おっと、本題を忘れてました。(笑)

海外の利上げにも大いに関係するお話の一つとして、
外貨換算会計があります。

二国間の金利差は将来の為替相場の動向にも
大いに影響するため、海外取引をしている会社に
とっては業績を左右する死活問題になります。

よって、為替予約という手段で将来のリスクに
備える局面が出てくるのですが、今日の動画の
テーマはまさに為替予約とはなんぞや、という
お話です。

日商簿記検定の受験生の中でも、
一定数の方が為替関連を苦手としています。

柴山式簿記講座でもときどきご質問を受ける
論点が含まれていますので、それを今日の動画講義で
少しでもすっきりしていただけたら、という思いで
動画収録いたしました。

こういった社会現象になっている経済トピックは、
近々の試験傾向にもよく反映されますので、
簿記検定・会計士・税理士などを受験される方にとって、
為替予約や通貨オプションなどの外貨系デリバティブは
要チェック項目のひとつになりそうですね!