【日経ニュースで会計知識】ラーメン日高、営業赤字35億でも営業CFは黒字 | 会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

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今回のテーマは、日経新聞の記事をもとにしてみました。

2022年4月20日の18面(投資情報欄)からです。

 

飲食大手18社のうち14社(8割)の

営業キャッシュフローが黒字になったそうです。

 

2020年以降のコロナショックは、

まさに店舗営業をメインとする飲食業にとって

最悪の環境変化となりました。

 

この間、前期比で売上5割減は珍しくない、

という前代未聞の事態をもたらします。

 

そこで、この2年間は協力金など、

公的な支援がなければ、多くの企業は

大変なことになっていたことでしょう。

 

そのようなこともあって、

飲食大手も軒並み業績が厳しくなっていましたが、

直近(2022年2月期)において

営業キャッシュフロー面での

プラスの変化が見られるようになったのですね。

 

じっさい、今日の動画でもご紹介していますが、

ハイディ日高の業績予想(2022/3)は、

前期比4割程度の売上アップを見込んでいます。

 

営業黒字の期待も持てそうですね。

 

会計的には、キャッシュ・フロー計算書のうち、

本業のもうけとの関連が深い「営業活動による

キャッシュ・フロー」について、

少し掘り下げて解説してみました。

 

具体的には、

営業活動によるキャッシュ・フローには

小計と呼ばれる途中の計算結果と、

小計以下の計算過程の2ブロックがあります。

 

理論的には、小計のところまでが

「純粋な営業活動から得られるキャッシュ・フロー」と

呼ばれます。

 

小計より下の部分では、

利息の受け取り、

配当金の受け取り、

利息の支払い、

損害賠償金の収入や支出、

法人税の支払い、

 

などの「営業活動と呼ぶにはややビミョーなもの」が

並びます。

 

ちなみにこれらは、

厳密な意味における営業活動のキャッシュ・フローかと

いうと悩ましいのですが、

その他の表示区分である「投資活動」でもないし、

「財務活動」でもないよね、ということで、

ちょっと不純物っぽいけど、しょーがないから、

とりま営業活動に入れとく?

 

みたいなノリでブッこまれたイメージで

いいかな、と思っています。

 

(柴山の私見です)

 

こうやって考えてみると、

キャッシュ・フロー計算書にも

いろんな見方があって面白いですよね。

 

今回の時事ネタと日高屋の決算書の分析が、

会計知識の興味に少しでもつながったら

嬉しいです。