2級工簿の知識で会計士試験の問題が解ける場合もある(管理会計・短答の例) | 会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

【朝4時起きの公認会計士】柴山が、これから会計について学びたい方、簿記検定3級2級1級の合格法に興味がある方、ニュースや会社の決算から会計知識を学びたい方のために、動画やメルマガなどを使って情報提供するブログです。

 

 

日商簿記1級について、公認会計士の予備試験であるとか、

会計士の登竜門になる、といった見方をすることがあります。

 

じっさいに、公認会計士の合否をもっとも大きく左右するのは

会計学であり、その内容として財務会計と管理会計があるのですね。

 

財務会計は日商簿記1級における商業簿記と会計学がベースになりますし、

管理会計は日商簿記1級の工業簿記と原価計算が基礎といっても

過言ではありません。

 

じっさい、私が専門学校で講師をしていた時は、

実例として、1級を76点で合格した一年後に一発で

公認会計士に合格した方がいらっしゃいます。

 

なお、現実問題としてみた場合、

私が目をかけていた1級受講生で優秀な生徒だったある方は、

会計士本試験前に2回日商簿記1級を受験し、

85点前後を2回連続でゲットして余裕で1級に受かった後、

一年以内にやはり一発で会計士に合格しました。

 

この時の経験から、私が時々1級受験生の方に申し上げていたのは、

「理想は85点で1級合格をすることです。ただし、70点台での合格でも、

少しその後の苦労は増えますが、十分に1級合格のチャンスはあります」

といったことです。

 

なかには、まったく簿記検定を受けずに、

いきなり会計士試験を受けて一発合格した生徒も知っているので、

一概には言えないのですが。。。

 

いずれにせよ、会計士試験の前哨戦として、

財務会計・管理会計の基礎をほぼカバーしている

日商簿記1級は非常に有効な中間目標になりえるでしょう。

 

ちなみに、今回ご紹介する管理会計の短答(令和2年度)は、

日商簿記2級・工業簿記の費目別計算と直接原価計算の知識で

対応できる内容でした。

 

じっさいに私の生徒で1年半くらい前に2級合格した方に

試しに解いてもらったら、9分で正解しました。

 

会計士受験生ならば5~6分での正解が目標となるかと思いますが、

2級受験生、しかも合格から1年くらいたっているなら、

10分以内に正解しただけでも大したものですよ~。

 

このように、日商簿記2級で学んだ知識が

公認会計士試験の一部でも出ることがある、

と思えると、また2級の学習に弾みがつくのではないかな、

と思います。