東芝、旧経営陣への損害賠償請求額引き上げ 32億円に | 会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

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(日経)⇒ http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL27HFD_X20C16A1000000/
※(参考)日経電子版2016/1/27より

東芝は1月27日に、不適切会計問題で会社に損害を与えたとして、
西田厚聡氏ら歴代3社長を含む5人の旧経営陣に損害賠償を求めた訴訟で、
請求額を従来の3億円から10倍以上となる32億円に引き上げる
発表しました。

※東芝によるIRニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/ir/jp/news/20160127_2.pdf

東芝は金融庁に対し課徴金約74億円を納付しています。
このなかの26億円を賠償額に含めることにしたそうです。

また、不適切会計に伴う決算修正に関連して、
監査法人に約21億円の追加報酬を払っていたそうですが、
このうち3億円を新たな損害とみなしたとか。


フェイスブックにも私見として書かせていただきましたが、
時代が時代なら、歴代社長さんたちは切腹ものだったかもしれません。

事の重大さに気づいたときには(いや、まだ気づいていないかも)
自己破産という4文字が現実味を帯びかねない損害賠償の現実がずしりと。。。

上場企業のトップに立つ、ということは、渋沢栄一や福澤諭吉の時代なら、
「日本のため、国家の未来のため」という気概をともなっていたことでしょう。

今の3500以上ある上場企業の社長たちに、いったいいかほどの志があるのか、
ひとりひとり全員に聞いてみたい気がします。

「事業とは何か」

この問いかけに対する意識がどのていどのものかといわれれば、
けっして東芝ひとつだけの問題ではなかろう、
というのがわたしの考えです。

今後の成り行きを見守りましょう。



柴山政行