がんばろう!日商簿記1級合格 第219回
エビングハウスの忘却曲線という理論を
ご存じの方も多いと思います。
その実験結果によると、
最初の記憶と同じ水準に戻すのに、
20分後で当初の42%ほどの覚える努力が必要となります。
1時間後で56%、
1日後で74%、
1週間後で77%、
1ヵ月後で79%の努力が必要だそうです。
これをもって、
「20分後には42%の記憶が失われ…
1日経つと74%の記憶が失われています!」
のような表現がよくされるのですね。
ともあれ、覚えた直後から忘却カーブが急激に
下に向くため、早いタイミングで復習を繰り返す
ことが、忘却カーブを緩やかにし、記憶を長期化する
助けになる、というのが定説になっていますね。
この考えを応用したのが、今回の動画のお話です。
基礎知識マスターのご参考になれば幸いです。
柴山政行