本日のおすすめ本「超訳・易経」
今は激動の時代です。
2年前には、未曽有の大地震と津波で、
甚大な被害を受けました。
長引くデフレ、
財政不安、
社会福祉コストの増大、
消費税増税、
国土周辺の領土問題などなど…
予断を許さない状況が次々とやってきます。
そんなときこそ、ある意味、自分の人間性や
考え方の器が問われますね。
わたしは、ここ一年間、理論的なベースを作るために、
コーチエイというところで、コーチングの専門教育
カリキュラムを学んできました。
公認会計士になって20年、現場で経験を蓄積し、
さらに独学で積み上げてきた指導法、独自の教育心理に
関するノウハウ、コミュニケーション・スキルなどを、
いちど、専門機関による汎用性のあるカリキュラムで
検証し直し、さらにコーチング技術を高みに押し上げる
目的で、研究を続けてきました。
その成果が、社内外、もっというと家庭内でも
おかげさまで目を出し始めています。
また、以前と違い、目立って会計事務所の顧問先、
そして柴山式1級講座を中心に受講生様からの
コーチングのご要望が激増しています。
コーチングの本質は、その人の「パラダイム(思考の枠組み)」
を大胆に変革してもらい、その人の「行動が自発的に変容する」
ためのサポートです。
つまり、「その人が内面・外面(行動)の両方で劇的に変化する」
という素晴らしい瞬間に立ち会えるのがコーチングの魅力です。
特に、内面のケアーがとても大事です。
現在は、精神面で憂鬱になったりして、
会社内でも心のバランスを失いつつある方が、潜在的に
とても増えていると思います。
それはなにか。
ひとつはコミュニケーションの問題だとおもいますが、
もう一つ、その人の中に、「考えるものさし」が
十分に育っていないことも原因の一つとしてあるのでは
ないでしょうか。
しかし、それも無理からぬことです。
これだけネットなどで情報が氾濫していると、
「どの意見、主張を信じればいいのか?」それを
根本的なところにたちもどって教えてくれる人がいないため、
混乱してしまうケースが多いのですね。
去年からひんぱんにYoutubeで動画アップするように
なった「前を向いて歩こう!」の趣旨は、
まさにこれでして、
「情報の洪水で、何をよりどころにすればいいか
分からなくなっている人がいるならば、少しでも
ものさしを提供できれば社会貢献になるのでは?」
とおもってはじめたのが前向き動画です。
おかげさまで、5月で120本を超えました。
ここまでの動画のトピックをまとめて、
本にできるかもしれないな、とふと思ったりもしました。
まだあと100本以上は余裕で出せますので、
まだまだ続きます。
ぜひ、精神的に疲れたり、迷ったりしたときには、
この動画で元気をとりもどしてください。
さて、前向き動画の中でもさいきん少し触れるように
しているのですが、「易経」という中国の古典は、
人生の典型的な状況を8×8=64卦で網羅し、それを
人生の指標として詳細に記しています。
もとは占いの書ですが、「君子は占わず」というとおり、
これらの趣旨を理解し、使いこなせれば、占いに頼らずとも、
ほとんどの人生の局面であわてずに対処できますよ、
というとても優れた古書です。
しかし、元の本はとても難しく、いきなり易経を
読み解くのは至難の業です。
そこで、次の書籍をお勧めします。
★「超訳・易経」竹村亞希子著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/404731577X/schoolsuperbr-22/ref=nosim/
易経を、初心者にもわかりやすく解説してある、
秀逸な一冊といえます。
あなたの「易」に対する印象もガラッと変わることでしょう。
単なる占いと考えたら、その深遠な思想を取り入れるチャンスを
失ってしまいます。
今を生きる知恵の一つとして、ぜひご興味を持たれましたら、
お時間のある時に一読なさってみてください。
ちなみに、わたしはこの本の著者である易経の研究家竹村氏の
セミナーに、6月から参加して、じっさいにその叡智に触れてみたい
と思っています。
会計事務所の顧問先の社長さんからご紹介いただいたのですね。
これも、人の輪がもたらす縁なのかもしれません。
短期的に成功を求めるのもありですが、
まずは激動の時代をしたたかに生き抜くために、
どっしりと構えて、長期的な思考力を
ますます身に着けていきたいところです。
柴山政行