専門学校で、ヒドイことを言われました… | 会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

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■専門学校で、ヒドイことを言われました…



「小学生が簿記2級を勉強したって、意味が分かってないんじゃないですかね。
いまから簿記を勉強させなくても、ほかにもっとやることがあるでしょ」


以前ですが、
小学生のお子様に簿記を学習させたいと考えていたお母さんから
このような話を聞かされた時、その無神経な発言にはさすがに耳を疑いました。

お母さんは、そうとう憤慨している様子でした。

ちなみに、この大手専門学校、業界でもベスト?に入る大手です。

その学校の名誉のために、名前は伏せますが…。


子供が日商簿記検定の学習をしていたので、
ある大手の専門学校で「勇気を振り絞って」
相談に行った時のことです。

日本人には、そろばんというすばらしい文化・教養があります。
そろばんは、小学校低学年からでも普通に塾があります。

その延長で、簿記を子供に習わせてみたい、というお母さんがいても、
何ら不思議はありません。


新しいチャレンジをする、しかも、なかなか子供に簿記を学ばせる
という環境が整っていない中、本人が「やりたい!」と言っているんだから、
親としては、なんとか子供の意思を尊重して、チャレンジさせてあげたい。

そう思うのは自然です。


しかし、専門学校の相談室などでは、往々にして「エリート」や、
長年の「経験者」がたくさんいて、ご自身の意見・経験にかなりの
固定した自信をお持ちです。

これは、私が受験生時代の20年以上前から、変わりません。

そして、おそらくですが、講師を含め、相談スタッフなどに、
教育 心理学やカウンセリングやNLPやコーチングなど、
いずれでもいいのですが、面談スキルを専門的に研修されている
ケースは、かなり少ないと思います。

つまり、「受験知識は豊富」かもしれませんが、「面談の技術・理論は自己流」
のケースが圧倒的に多いです。

また、だいたいが自分の限られた経験に自信を持っているので、
自分自身が謙虚に「他社からコーチングしてもらう」という姿勢を
持てないパターンが大部分です。

だから、相談相手にもよりますが、「自分の経験にないパターン=悪」という
二極的な対応で、気分を害する学習者が、少なからず出るのです。


ほかの例を示しましょう。


ずいぶん昔ですが、ある公認会計士の簿記の授業で、受講生から
聞いた話です。
さいしょはあまり質問をしてこなかったのですが、
途中から、話しやすいと思ったのか、ときどき質問をしてくるようになりました。

そんなある日のことです。
その人が、質問の合間に、こんな話を始めました。

「前に、別の学校で勉強していたとき、簿記の問題の解き方について、
わからないところを聞きに行ったんです。そしたら…」

「ほほう。で、その先生は、なんて言って教えてくれたの?」

そのとき、生徒の目が突然キッときつくなったので、いささかギョッとしました。

「『君が、なぜそんな簡単な計算手順が理解できないのか、それが私には
わからない。』と、あきれたように笑って言われたんです…」

「え…。それ、ほんと?」


その時の悔しい思いを思い出したのか、その人の顔がみるみる
紅潮しているのが分かりました。


もしかして、私のクラスの時も、最初に質問がなかなか来なかった理由の
いったんとして、そのような経験があったのかな、と感じました。



もちろん、こんな講師・スタッフばかりではありません。
あるいは、そのときどきで、話をした当人たちに悪気はないのでしょう、きっと。


しかし、受験生の性格や理解度などは、まさに十人十色です。


一見、講師やスタッフのそれまでの経験から見て、かなり厳しい相談をされること
もあるでしょう。

しかし、そのようなときこそ、相談者は困っていることが多いので、
対話・応対には慎重を期する必要があるのですね。


わたしは複数の専門学校や教育 機関にかかわってきたので、
専門学校側の事情も、承知しているつもりです。

そういった部分を割り引いて考えても、
なかには、「この人を受講希望者や受講生に、今、対応させるのはちょっと
怖いな~」という方はいらっしゃいました。

一言でいうと「先入観」、「相手を見下した態度」が見える方は、
まず、社内研修などでコーチング等の教育 を受け、受講生の方が
気持ちよく相談できるような人物に変わる必要があります。


現在の教育 機関で、親身になってくれるスタッフ・講師がたくさんいるとは
思いますが、そのほかに、まだまだ対応の仕方や態度の面で、問題を抱えている
方もすくならず存在するのではないかな、と感じることが、最近でもあります。


私は現在、会計事務所でも簿記講座でも、コーチングの手法を取り入れて
お客様・受講生の方と接していますが、私自身も、じつは独善に陥らないように、
自ら身銭を切って、コーチを受けています。
その金額も、普通に10万をくだらない自己投資です。


ほんとうにプロのコーチといえる人は、
自分自身をも第三者の目で客観的に見てもらおうという努力を怠りません。

だから、その指導者が、「他人からの評価、他人からのフィードバックを
何年間も全く受けていない」という状態になっていたら、
知らず知らずのうちに傲慢または独善的なものの見方に陥る危険性が
かなり高いので、注意が必要です。

これは、職場の上司との関係などでも同じことが言えます。

指導者も、外からのフィードバックを受け続ける、そういった相互の
緊張関係のもとに、質の高い指導が可能になるのですね。


「柴山先生!専門学校でこんなことをいわれました!」という話は、
20年前から何度も聞いているところです。

その数は、20年前とあまり変わらないので、
もしかしたら、教育 機関側で、そういった対応のための人材研修等は、
おもったほど進んでいない可能性あるなあ、と感じています。

もちろん、私も含めて、簿記を指導する側のスキルアップ向上のための
努力は、謙虚に、かつ継続的に、日々、行っていきたいところですね。


柴山政行


※これから11月18日までの「132回、必殺の1級学習プラン」を、
動画(4回)で公開しています。ぜひ、ご覧下さい。
http://ameblo.jp/studyja/entrylist.html