君子は文を以て友を会し、友を以て仁を輔(たす)く | 会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

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今日は、ひさびさに論語の一節をご紹介いたします。

曾子曰はく、
「君子は文を以て友を会し、友を以て仁を輔く」

友との交流が、いかに人格形成にとって重要かつ有益かを
解いた文章ですね。


君子(人格の完成した人)は学ぶ過程で友と呼べる
仲間と交流し、その結びつきを強めることができます。

後段の方が、人格形成という意味ではわたしにとって
重要な意味に思えるのですが、


「他人とさまざまな形で関わることにより、
他者を気遣う優しさなど、大事な心の成長を
援けることになる」

というわけですね。

けっきょくは社会生活を平和に営み続けるには、
一人ひとりが相互に他者を思いやる心の態度が
どうしても必要です。

自分勝手な人ばかりになってしまったら、社会は崩壊します。


そして、思いやりの心は、一人で部屋に閉じこもっていても、
一向に身につくものではありません。

気の合う人、気の合わない人、関心のある人、無関心な人、
さまざまなレベルのコミュニケーションを無数に経験することで、
はじめて柔軟な人付き合いの土台ができるのではないでしょうか。


けっきょくは、「おっくうがらずに、どんどん他人と接しましょう」
ということです。

もちろん、前提として、ある程度は話し合いが通じる人と、ですよ。


その点、ゲームやテレビなど、受け身のメディアに慣れ過ぎると、
自分中心に物事や場面が進んでいかないと、どうしても
短絡的勝つ感情的に反応してしまう癖がついてしまいがちです。

自分とは違う意見や感情を持った他人と、話をしたりいっしょに
何かをすることで、どんどん自分の見識も広がります。


学校という場所は、とくに人格が未成熟な子供の時期には、
とてもよい交流の場となるのですね。


この点、通信講座は一人で勉強するので、
「他者との交流なんてむずかしいのでは?」と
おもうかもしれません。

一人で勉強していると、やはりマンネリにもなりますし、
自分のやり方があっているかどうかも見えにくいですね。

そのような問題意識もあって、少しでも多くの学習者の方と
交流したいという思いから、現在、ほぼ連日のように
何らかの形でYoutube動画をアップしているのです。

昨日も、2本アップしましたよ~。

http://ameblo.jp/studyja/entry-11299634638.html


http://ameblo.jp/studyja/entry-11300854040.html



また、柴山式の通信講座では、日ごろ頑張っている熱心な受講生の
方から、月に一回から週に一回くらいの適度なペースで
メール質問・相談等をいただき、講師との交流をしていただいて
いますよ。


インターネットがなかった時代には、通信講座の交流手段は
もっぱら郵送(ときどきファックス)でしたが、
今はメールという優れたコミュニケーションツールがあるので、
なにも意見交換しないよりは、非常に有効な交流手段になります。

他の人と会話を交わす、文章を交わすというのは、とても脳の刺激に
なり、生活に活気が出てきます。

ぜひ、積極的に他人と交流する機会を持ちたいですね。


柴山政行