5分で完結!小学生でもわかる簿記入門 No.35-1 | 会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

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lesson.35


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 ○ 元手の引き出し取引(引出金)
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 経費の支払いといえば、普通、お店の営業活動に必要なものに限られます。

 その場合の仕訳は、だいたい次のようになります。

  (借)○  ○  費  ×× (貸)現     金  ×× 


★ しかし、商売とは関係のない、店主の個人的な生活費の負担などのために
  お店のお金を持ち出すこともあります。

   例: 店主の家計費、生命保険料、自宅の家賃など



★ このような場合は、「○○費」という勘定科目を使わず、

  1.「資本金」をマイナスする(借方記入)処理をします。

  2. または、「引出金」勘定(資本をマイナスする勘定科目)を用いて、
     処理します。(「引出金」= 資本勘定 )



 <仕訳例: 店主の個人的支出のための支払い(当座預金から引出し)>

  1.(借)資  本  金  ×× (貸)当 座 預 金  ××

  2.(借)引  出  金  ×× (貸)当 座 預 金  ××

    (※ どちらの勘定科目を使用するかは、問題文より判断する。)


(次の記事で、練習問題を解いてみましょう)